房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

船釣りライフ 私的「船釣り事始め」


船釣り本サイトは本格的な船釣り釣行日記でもなく、ハウツーもの、入門書的なコンテンツで作ろうとしたわけでもなく、私がこれまで十ン年の「船釣り」で様々に経験したことを「お話(与太噺)」として色々書いてみようと思い、立ち上げたものです。ですから偉そうに「こうすれば釣れる」とか「これが船釣り」といったように高尚な内容を目指すものではありません。思いつくままにテキトーに書いています。

で、ある程度コンテンツの数が揃ってきた時に、フと思いました。このサイトをご覧になっていらっしゃる方々(ありがたいですし、嬉しい事です。感謝)の中に、船釣りに興味はあるけど「敷居が高そうで」と思い、なかなか船釣りの楽しい世界に踏み出せない方もいらっしゃるのかな、と大きなお世話が得意な私は思いました。かといって、「船釣り入門」的なサイトならもっと立派なものがあります。船釣り経験から学んだヒントくらいはご提供できますが、今更、私ごときのテキトー釣り師がお教えできることなど無いですし…、と考えていたのですが、もし参考程度に、自分の経験であれば「お話」にしてもいいのかな、と思いました。

「船釣りはそれほど敷居も高くないし、テキトーにやっても楽しめます」ということを自分の経験として書いてみようと思います。もしそれが、一人でも多くの方に「船釣りの楽しさ」をお伝えできれば、「船釣りを楽しむ」きっかけになれば、幸いです。

ただ、もし、「釣りなんかやった事も無いけど、ちょっと興味が…」という方には、まず「入門的な書籍」を読まれる事をお勧めします。「船釣り」の全体像、たとえば道糸についてとか、大まかな事が分かります。私も最初は書籍からでしたけど、その時に読んだ本はもう絶版になっています。とはいえ、入門用は大体似たような内容ですので、まず「これ」と思われたものを一冊、一通り読まれる事をお勧めします。
 

【船釣りを始めたきっかけ】
ヒラメ●本サイトの「ヒラメ釣り編」にも書きましたが、私の船釣りはいきなり「高級魚ヒラメ」から始まりました。某波崎の船宿です。きっかけは会社の上司に誘われたこと。その時はサラリーマン(殆ど自由業で来ましたが)でしたが、上司が誘ったからといって「おつきあい」で媚びて行った訳ではありません。もともと、瀬戸内海沿岸の某地方都市で育った私にとって釣りは日常的な遊びでした。が、投げ釣り専門。

●関東に住みついてしばらくは内房あたりで投げ釣りを楽しんでいたのですが、結婚を機に持っていた釣り道具を全て整理しました。理由は、「内房は瀬戸内海ほど釣れない」事と、他の趣味で忙しくなった(?)ことです。その頃は車、4WDの改造を楽しんでいました。もともとが趣味爆裂体質なもので…。

●で、船釣りに誘われた時は、もともと釣りは好きでしたから、では行ってみましょうかと軽く話に乗りましたが、まず何をしていいのか分からず、教え魔上司に聞きました。「何と何を揃えればいいですか?」。タックルは全て貸してくれるとの事。それで、これだけ用意しておけと言われ、まず釣具屋に行って買ったのが「カッパ、長靴、クーラー、帽子、道具入れ(バッカン)」。

【初めての船釣り準備で買ったもの】
マダイ釣り●カッパですが、投げ釣りでは雨にあった時用にウインドブレーカー程度のものは持っていました。あとゴルフ用のレインウェア。そんなものでいいのかなと思いましたけど、釣具屋に行ってみるともっとマッチョな仕様のカッパがズラリ。冬だったので防寒性能は外せない。と、色々見ていてもどれがいいのか分からないので、仕方なく店員さんに聞くと(私、めったに店員さんに声をかけない。面倒なので…)やはり色々説明を受け、ゴアテックスがいいとか、カッパだけは良いものを買っておいた方がいいとか、やはり高価なものの方へ誘導されました。しかし、下調べを怠ったのと、初めての事なのでイメージも基準もなく、つい店員さんの口車(失礼)にのって、けっこう高価なカッパ(フィッシングウェア)を買う羽目になりました。右の画像はマダイ釣りの時ですが、このゴアテックスのウェア…、高かった…。

●今から考えると、防寒は下を着込めばいいし、少々蒸れるのを我慢すればポリ引きのウェアで十分だったのですが、とにかくもゴアテックスなどを買ってしまいました。確かにものは良いし、不満は無かったのですが、カッパは消耗品と割り切ってそれほど高価なものを買う必要などない事が分かったのは(当然ですが)後々です。その辺りの事は本サイトの「船釣りスタイル考」に書いてありますのでご参考までに。

クーラー●後はクーラーですが、これもどの程度の容量のものを買っていいのか分かりません。これまた言われるがままに26L(右の画像)のものを買いました。まあ、これは妥当でしたね。とりあえず一通りの釣りものではこれで十分です。夏などは飲み物なども冷やしておけますし。結果的に、このクーラーが今でも一番出動回数が多い。

●長靴は別に磯釣りのようにスパイクが必要な訳ではありませんので、ストアブランドの安いものを買いました。如何せん、ウェアで大枚をはたいてしまいましたので。これもカッパと同じく、それほど高価なものは必要ないと言う事がその後の経験で分かりました。丈があって、滑らなければ問題なし。

●帽子は、ゴルフで使っているものを流用。

バッグ●荷物入れは最低限「防水」が必要な事は分かりましたので、バッカンを購入。バッカンってのが本来、磯釣りなどでコマセを入れておくものとは知りませんでしたが、形状を見て、道具入れになると勝手に思いました。結果オーライ。別に「フィッシングバッグ」なるものではなく、バッカンで十分でした。右の画像はその後に買ったフィッシングバッグですが、使い勝手はまったく同じです。

●とにかく、最低限それだけのものを揃えれば、釣り師のスタイルになりました。

【初めての船宿】
●船宿の選定と予約は上司がやってくれました。船宿によっては「予約制」のところと「予約不要」のところがあります。東京湾では「予約不要」の船宿が多いですが、房総ではほとんど「予約制」です。

●船の出船時間を聞いて、前泊と言う事にしました。出船時間が確か4時半か5時…。ゴルフよりも早い。今では前泊をすることはほとんどありませんが、その時は朝起きる自信が無かったのと、方向音痴の私が初めての場所で、しかも勝手が分からないのに早朝現地集合など無謀、というか不安でしたから。

●船宿と聞いて旅館のようなものを想像していたのですが、要は船長のお宅の一室に泊めていただくというようなアットホーム素泊まりでした。要は布団を借りての雑魚寝です。船宿によってはビジネスホテル並みの宿泊施設を持っている所もありますけど、料金も1500円か2000円程度でしたので、リーズナブルです(船宿で宿泊スペースを持っていない所は近くの民宿やホテルを紹介してくれますが、これはお高い場合があるので要確認、です)。まあ、寝る場所があるだけですけど、朝、おにぎりを貰いました。ただの塩にぎりですけど。私、そんなのがもらえるとは思っていなかったので、自分で朝食用のおにぎりを用意してました。梅干し入りの…。

●余談ですが、船釣りに「梅干し」はタブーのようです。理由は知りません。私、朝は宿からもらった塩にぎりを食べ、持ってきていたおにぎりは昼に食べました。私が梅干し入りのおにぎりを食べていると、一緒にいた上司が怒り出しました。「お前、船釣りに梅干しを持ってくるなんて!だから釣れないんだよ!」。私、「そんなの知るか」です。まあ、確かにその日は船中ほとんどがボウズでしたけど…。当然、私も。梅干しの祟り…。

●一応、船上での食事では「梅干し」を避けた方がいいかも。イヤがる人がいますから。誠に非合理的であるとは思いますが…。縁起を担ぐ釣り人が多い。

【初めての船釣り開始】
●いよいよ船に乗ります。船宿が漁港のすぐ近くにある場合もありますが、船宿が漁港からけっこう離れていることもありますので、その場合は船宿から車で漁港に向かいます。最初は同伴の上司が段取りを全て教えてくれたので楽でした。船代を払って、乗船名簿を各自が書いて(住所、氏名など)、あらかじめ決めておいた釣り座で釣りの準備。釣り座の決め方は船宿で変わります。早いもの順で空いている所にクーラーを置いていく場合、船宿で早いもの順に好きな釣り座をボードの番号札で決めておく場合。船宿に予約を入れる時、分からない事は遠慮なく何でも聞きましょう。

●タックルは全て貸してもらいました。同伴者に貸してもらえなくても、殆どの船には「貸し竿」が用意されていますから、最初はそれでやって見るのがいいでしょうね。いきなり自分でタックルを用意することになれば、訳の分からないままに安くない買い物をする羽目になりますから。ロッド、リール、ロッドキーパー、予約時にお願いしておけば全て貸してもらえます。有料の場合と無料の場合がありますから、それは事前に確認しましょう。錘、仕掛けは船宿ABUで購入。ロッドは確か某アルファタックルのマダイ竿だと記憶していますが、あのムーチングの曲がり込みを見て、違和感と同時に美しさも感じました。投げ釣りではお目にかからない竿の曲がりですし、60号~80号なんて錘も使ったことありません。竿を錘負けさせて、なんて意味も分かりませんでした。まあ、所詮ボウズでしたからそれがどういう事かもまったくその時は分かる必要もありませんでしたが。

●余談ですが、その時上司の使っていたのが、キャロナックとABUです。ここに私の長竿好きとABU好きの原点があります。とにかく、カッコいい! まあ、タックルは船釣りを好きになってしまえば勝手に(?)ドンドン増えます。

【初めての船釣り:感想】
●感想も何も「ボウズ」でしたから、ただ一日海に浮かんでいただけです。活イワシ餌を付けるのもテキトーでした。何も起こらない船の上…。しかし、初めての景色が目の前に広がっていました。もちろん、船には乗ったことありましたけど、それは移動の手段。置き竿でやっていましたから、動きと言えば、船長の「はい、上げてみて」「はい、やってください」のアナウンスで仕掛けを回収したり落としたりだけ…。

海●海況はやや波が高い程度で、のんびりとした時間が過ぎて行きます。しかし、退屈感などまったくありません。とにかく、楽しいのです。当然、それを面白く感じなかったらそれ以後、船釣りに行くこともなかったのでしょうが。釣れれば楽しいのは当たり前ですが、いつ魚信が来るか、と竿先を見つめているのが釣りです。どんな釣りもその時間が殆どですから。私は船上の雰囲気がまず好きになりました。お魚の姿を見る事はできませんでしたが、不機嫌な上司とは逆に私は上機嫌。その楽しい気分、面白いと思う気持ちは、とても言葉で説明できるものでは無いのですが、一通りの船釣りの段取りを経て、「次は一人で行ってみようか」なんて思い始めていました。

●ちなみに、波は少々高かったので船酔いする人もいたようですが、自分が船酔いはしないというのを確認できたのは収穫でした。これは船釣りを楽しむうえでのアドバンテージです。船酔いをする方は自分に合った船酔い止めを探すか、とにかく体調に気を付けるかで対応してください。それ以上の対策は、自分が船酔いしたことが無いのでわかりません。決して自慢ではありません。三半規管がテキトーなのかな…、私。

【船釣りはレジャー、船宿はサービス業】
●端的に言えば、船釣りはゴルフや旅行などと同じです。投げ釣りも楽しいのですが、船釣りは「船」という施設を借りて、船長がポイントを探ってくれて、あちこちへと移動してくれます。ですから、岸からでは狙えない獲物が釣れます。深場釣りや遠征など、少々特殊な釣りはありますが、殆どは気軽に行けるレジャーです。朝早いのがちょっとアレですが、東京湾辺りなら午前7時~8時くらいに出る船もあります。

●陸からの釣り経験がある方なら、最初は授業料と割り切って、まず一度船に乗ってみるのも面白いですよ。最初は勝手が分からず多少戸惑うかもしれませんが、一度やれば慣れます。船釣りの敷居は全然高くありません。船宿は言ってみればサービス業ですから、釣り人はお客です。とにかく1日楽しませてくれますから、ぜひ。

以上、多少なりともこのページが皆様のお役にたてれば、幸いです。

私的船釣りライフ 目次へ


アクセス数ベスト5コンテンツ
★船釣りあれこれ 魚の〆方:野〆について
★ヒラメ釣り編 その4「ヒラメは活餌しか喰わない? いいえ、喰います」
★色々船釣り編 その20「イサキにはあの針が何に見えるのか…」
★船釣りライフ 私的「船釣りタックル」考
★船釣りあれこれ フグカットウ仕掛け 自作

趣味&雑学&ハウツー自己サイトPR

■カタログ気分でお楽しみください。掘り出し物が見つかることも…。
房総釣り師の釣具店

スポンサー リンク

他 リンク

「ボート釣りを楽しむ」サイト
ボート釣り リンク
「釣った魚を美味しく食べる」サイト
「簡単魚料理」 リンク


■サイトポリシー ■プロフィール
■お問い合わせ
ページトップへ戻る

Design by Megapx / Template by s-hoshino.com
Copyright(C) Nasamuk All Rights Reserved.