房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

色々船釣り編 その20「イサキにはあの針が何に見えるのか…」


色々船釣り
イサキ釣り船釣りを始めたころ、イサキ釣りの付け餌はイカタンと決まっていました。イカを細切りにして、軽く燻して、それを細かく切って、針に付けます。大抵は船宿で用意してくれるのでそれを使っていました。針は吸い込み重視でセイゴ針。ハリスはマダイも来るので2号か2.5号を使っていました。大原辺りのイサキは何故かウィリーでは喰ってこない。全くという訳ではないのですが、喰いが悪いので2~3度使って、それ以来は使っていません。始めたころはツ抜けすれば上等、規定数の50匹などは全く頭の中にありませんでした。昔は規定数なんて無かったですけど。

アミコマセしかし、そのイサキが釣れない時期(私だけではなくみんな)が続き、みなハリスの号数を落としたり、コマセカゴの下の隙間を広く開けてコマセをガンガン撒いたり、色々やって見たのですが、渋い時期が続きました。その頃ですかね、コマセ釣りが禁止になりかけたり、資源保護のためイサキ釣りに規定数が設定されたのは。ちなみに、コマセ釣りは遊漁法で原則的に禁止だったはずなのですが、いわゆる既得権のような形で未だに相模湾や東京湾、南房総ではそのまま行われています。外房から飯岡辺りまででコマセを使うのはイサキとハナダイ位。茨城に至っては全面的に禁止です。

一時期はコマセ釣りが本当に全国で全面禁止になるのではと噂された時期もあります。しかし、コマセが無くてはイサキは釣れません。今流行りのヒトツテンヤマダイはコマセを使わせないという事で普及した(させた)のでは、と密かに思っています。コマセを使わせないのは多分、職漁船の圧力が強いからじゃないでしょうか。遊漁船の方が釣りすぎるとかで。職漁船でコマセ使っていたら商売が合わないでしょうから。「コマセ」で海が汚れる、なんて因縁に近い主張も出ているようです。

しかし、コマセは人工餌ではなく、もともと海にいたものですから、それを海に戻すだけです。これで「海が汚れる、水質が悪くなる」とかいうのなら、エコエネルギーを謳っている「バイオマスエネルギー」の考え方(自然から取り込んだものを等量で自然に戻す)なんて成り立ちません。まあ、職漁船と遊漁船はどこの漁港でも利害関係が一致しないので仲悪いようですけど。

それは置いといて、イサキですが、ここの所、好漁が続いています。一昨年位からですかね。もちろん水温の低下などで釣れない時はありますけど、概ね好調。で、冒頭に書いたイサキの仕掛けですが、今ではイカタンを使っている人、殆どいないのでは? 今主流になっているのは「カラー針の空針」。駄洒落じゃないです。ハリスは1.5号。殆どこのスペックではないでしょうか。

イサキ釣り仕掛けかく言う私もそうです。イサキは、食性は肉食性で、小魚・甲殻類・多毛類(ゴカイ等)等の小動物を捕食するようですが、イサキにとってイカタンやカラー針はその中の何に見えるのでしょうね。甲殻類かな? カラー針の威力は歴然としていますが、喰い渋っている時はアピール力を上げる意図(思惑通りになっているかどうかはさておき)で、バイオイカタンを使う事もあります。また、イサキの下の層にいる(かもしれない)マダイやハナダイを狙ってハリスの号数を上げる事もあります。まあ、カラー針でも喰ってこない時にやりますけど。

イサキはコマセで寄ってきて、その中でピッと動いてピッと止まるものに反応すると何かの本で読んだ事があります。だから、シャクって止めた時に喰ってくるのでしょう。いわゆるリアクションで喰ってくると言う事でしょう。蛍光針が海の中に入って行く時、見た目にはアミコマセのアミエビのように見えます。それが蛍光で光って目立つから反応して喰ってくるのでしょうか。最初、蛍光針に懐疑的だったのですが、どうにも喰いが渋い日に試しに使ってみた所、そこから入れ食いになりました。まあ、時合と重なったのかもしれませんが、それからは蛍光針が主力です。ただ、1.5号のハリスで仕掛けが3.5mとやや長めなので、風の強い日や、ダブル・トリプルで来た時(嬉しいのですが)などは、すぐにハリスが絡んでしまいます。ちょっと手返しにモタつきますね。

とはいえ、カラー針の威力は時合に入った時、イカタン仕掛けと比べてかなりの差が付きます。ここの所、連日のように規定数が出て、スソでも20~30匹。かつての「イサキが釣れないよお…」の時期から考えたらパラダイスです。しかし、自然の事ですからまた釣れない時期が来たら新しい仕掛けができるのでしょうか?その前にコマセが禁止になって、イサキもヒトツテンヤみたいな新釣法になったりしイサキ干物て。その時の餌は、やはりオキアミでしょうか?ウマズラの猛攻に遭いそうでイヤですな…。それとも蛍光針のテンヤができたりして。

いずれにしてもイサキは美味い。釣れている時に堪能しましょう。たくさん釣れた時は干物をお勧めします。ラップに包んで冷凍しておけばけっこう持ちます。アジよりもフワッとして口当たりの良い身を、ちょっと塩気を強めにして作ると、酒がすすみます。

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