房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

船釣りあれこれ 船釣りの外道対策


「こんな魚が釣れ始めたら…」
まだ十ン年の船釣り歴ですが、その間に色々な釣りものを体験し、晴れの日もあれば曇りの日もあり、土砂降りの日も強風の日もあり、被った潮の量はどれくらいになるでしょう…。もちろん、ウハウハの釣果もあれば、涙の滲むような惨敗もあります。そんな中で、否が応でもお付き合いしてくれるのが外道のお魚たち。どれほどこのお魚たちに救われてきたか。代わりの「お土産」にもなってくれますし、海の中の状況を多少なりとも知らせてくれます。しかし、本命ではないのです…。

あくまでも経験則であり、時には船長の助言もあっての事ですが、この外道のお魚たちが知らせてくれる情報は時として役に立ちますし、「必ず」なんて事はありませんけど、対処の方法を教えてくれる事もあります。当然ご存知の方も多いかと思いますが、何かの役にでも立てればと思います。

ご参考ということで、「こんな魚が釣れ始めた時…」の、蟷螂の斧のような対応策をまとめてみたいと思います。くどいですけど、経験からくる「お守り程度」の事です。
<ネンブツダイ>
ネンブツダイ
カワハギ釣りやコマセマダイ釣り、メバル釣りやキス釣りの時に、このネンブツダイ(キンギョとも呼ばれています)が釣れたら、その海の底には、他の魚がいない(確率が高い)という事です。このネンブツダイは非常に警戒心の強い小魚で、他の魚がいると根や海草のかげに隠れているようですが、安全な状態になると捕食のために出てきます。という事はつまり、他の魚(外敵)がいなくなったという事です。

そんな時は、船長が流し替えてくれるのを待って、お弁当でも食べて一休みするか、気分程度ですけど、小物狙いの場合は少しばかりキャスティングして、船下から仕掛けを離してみるのも手です。念仏を唱えてみるのも良いかも(冗談です)。いずれにしても、船下はしばらく静かなネンブツ天国になっている確率が高いので、何か状況なり気分なりを変えてみましょう。
<キューセンベラ ササノハベラ オハグロベラ 他ベラ類>
ベラ
カワハギ釣りのポピュラーな外道がベラ。キス釣りなどでも来ます。いずれにしても、ベラがいるという事は根際の砂地である確率が高いので、魚っ気はあるという事ですけど、このベラ達、やる気満々の捕食者たちです。ベラの仲間は殆どが肉食性で、けっこう鋭い歯を持っています。餌へのアタックは素早い!

カワハギ釣りの時、カワハギも食い意地ではベラに引けは取らないのですが、カワハギが慎重に餌を喰っている時、如何せん、ベラの方が先にガツッと喰ってきます。せめてもの対応は「タタキ」を強めにするか、少しキャスティングしてポイントを代えてみるかです。キス釣りの時に来た場合、ベラが喰ってきた辺りは近くに根がありますから、そこは避けてキャスティングしましょう。
<クラカケトラギス トラギス>

これまたカワハギ釣りの「お約束の外道」です。キスの仲間はそれほど喰い上げてこないので、まず、底ベッタリにいると考えて間違いないと思います。

カワハギ釣りで、「這わせ釣り」をやっているとすぐにプルプルと来ます。このトラギスが続く時は、仕掛けを這わせるのを控え、「タタキ」を入れて釣りましょう。もともと「タタキ釣り」は誘いというよりも、この外道「追い払い」効果を狙った釣り方のようですから。

コマセマダイでこのクラカケトラギスやトラギスが来る時は、少し棚を上げましょう。餌が底ベッタリになっていると来ます。船長の指示棚よりも少しばかりプラス気味の棚まで上げても、マダイは喰い上がってきますから。
<ウマズラ>
ウマヅラ
何の釣りものでも来ます。食べて美味しい魚なのですが、やる気満々で餌にアタックしてきます。宙層でも底でもいますから、逃げようがありません。特に潮が澄んでいる時は手が付けられない状態になります。

イサキ釣りの時は餌にオキアミを使うのをやめましょう。カラー針か、せめて小粒のイカタンにするとか。オキアミだとガンガン来ます。フグ釣りの時はできるだけ蛍光色を避けましょう。私は潮の澄んでいる程度にもよりますけど、錘はアオヤギ色か黒を使います。ヒトツテンヤマダイの時も蛍光色のテンヤを避け、コマセマダイでは気休め程度ですけど、蛍光ビーズは使わないようにしましょう。
<マサバ ゴマサバ>
サバ
これまた何の釣りものでも来ます。避けようがありません。が、秋のマサバ、ゴマサバは外道扱いしてはいけません。むしろ喜びましょう。ゴマサバはマサバよりも食味が落ちると言われますが、秋から冬に限ってはそのような事はありません。同じように美味しくなっています。

しかし、それはそれとして「避けようがない」では芸がありませんので、ビシアジ釣りの時は思い切って空針にしてみるとか、金色の針は避けて銀色にするとか、それでもダメなら黒く塗った針を使うとか、一応の対策は試してみましょう。とにかく、目立つ光ものや蛍光ものは避けるという事です。これはコマセマダイ釣りやイサキ釣りでも同じです。あと、竿を海面に立てて、少しでも仕掛けが早くサバの層を抜けて行くように願って気合を込めて投入しましょう。
<ムロアジ>
ムロアジ
アジ釣りの時に何故か自分だけムロアジばかり釣れてしまうという事があります。せっかく群が入ってきても肝心のマアジが来ない…。ビシアジ釣りの場合よりイサキ釣りやコマセマダイ釣りの時にそんな事があります。

これはあくまでも経験からの話ですので絶対ではありません。どうも、ムロアジはマアジの群れよりも上の棚を泳いでいるようです。ムロアジばかりが釣れる場合は、棚を底の方にちょっと下げてみてください。そこにマアジの群れがいると思います。ほんの1mか2mの棚の違いでムロアジだらけになった事があります。他の者はマアジだらけなのに…。

<サメ エイ>
サメ エイ
サメは何の釣りでも来ます。ヒラメ釣りでも、オニカサゴ釣りでも、根魚釣りでも、なんとコマセマダイのオキアミやアイナメ釣りの岩イソメでも喰ってきました。もしかしたら、オキアミや岩イソメを他の魚が喰って、それをサメが喰ってきたのかもしれませんが、とにかく、何をやっていても来ます。一番目のサメは「ホシザメ」で特徴は名前のとおりの星のような細かい斑点。それほど大きくはならないようですが、1m以上が釣れるとけっこう大変。歯はありませんし、このサメを食べる人もいます。クロムツ釣りではホオジロザメが来ますが、こちらはJAWS!即ハリスを切ってリリース。アオザメの場合もありますが、夜釣りなので区別がつきません。怖い…。クロムツ釣りでサメを避ける方法は船長任せしかありません。しかし、どこへ行ってもサメサメの日があります。

二番目の絵は「サカタザメ」ですが、これはサメのように見えますけどエイです。これも食べる人がいますけど、私はリリース。お次はアカエイ。尻尾に強烈な毒針がありますのでご注意。食べると美味しいそうですが、刺されるのが嫌なので私はリリース。

サメやエイは「お土産にして喰ってしまう」のも外道対策の手かもしれません。異論は多いと思いますが…。

フグのカットウ釣りで来るのは主にエイですが、これはベタ底を狙うフグとしては悩ましいのですけど、覚悟して、釣れたら仕方ないと諦めるか、あまり釣れるようだと根回りのように少し(15cm程度)仕掛けを浮かせて、宙気味でやるか、です。釣れると重いですよ。腕がパンパン。

これらのサメやエイを出来るだけ避けるには、蛍光類のものを仕掛けから外しましょう。水中ランプなんて論外。サメに「おいでおいで」をしているようなものです。某船宿の船長は、効果がないどころか邪魔になると言いきっています。サメ嫌いは光物を取りましょう。

船釣りあれこれ 目次へ


アクセス数ベスト5コンテンツ
★船釣りあれこれ 魚の〆方:野〆について
★ヒラメ釣り編 その4「ヒラメは活餌しか喰わない? いいえ、喰います」
★色々船釣り編 その20「イサキにはあの針が何に見えるのか…」
★船釣りライフ 私的「船釣りタックル」考
★船釣りあれこれ フグカットウ仕掛け 自作

趣味&雑学&ハウツー自己サイトPR

■カタログ気分でお楽しみください。掘り出し物が見つかることも…。
房総釣り師の釣具店

スポンサー リンク

他 リンク

「ボート釣りを楽しむ」サイト
ボート釣り リンク
「釣った魚を美味しく食べる」サイト
「簡単魚料理」 リンク


■サイトポリシー ■プロフィール
■お問い合わせ
ページトップへ戻る

Design by Megapx / Template by s-hoshino.com
Copyright(C) Nasamuk All Rights Reserved.