房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

船釣りあれこれ 船長のアドバイス


いままで船釣りをやってきて、船長が優しくアドバイスしてくれた言葉です。これで皆さんが釣れるかどうは別にして、なるほどと思える言葉をご紹介します。少なくともこれで釣れたことはありますが、まあ、基本中の基本であることを教えてくれた、と受け取るべきでしょうね。

各釣りもの編の中にも書いてあることですが、まとめてみました。現実は、そんな簡単に釣れるわけではありません。しかし「釣れる時は釣れる」が本サイトの精神です。

思い出しながら書きますので、その都度下に「追加」して行きます。

大原の某船長、根魚五目船にて
「誘いって、要は、動いていない餌を魚は食べない、って事だよ」
なるほど。誘いってみんな言いますけど、今一つ具体的に分からなかったのが、この一言で腑に落ちました。
 
大原の某船長、イサキ船にて
「コマセをドバッと出すと、そのコマセを追って、魚がそっちに行っちゃうから」
そうなんだ。いままで、コマセはドバッと出して魚を寄せるものだと単純に考えていましたが、そう言えばマダイでもオキアミはコマセカゴに八分目で、ポロポロと漂うように出せ、って言う船長もいました。その時は理由が分かりませんでしたが。
 
大津の某船長、マダイ船にて
「今日は深いとこやるから、ヤワッこい竿(私のキャロナック)は大きくシャクッて。コマセが出なくてマダイが寄って来ないから」
ここの船長はコマセをドバドバと撒けって言います。上記の論とは違いますが、ここはアミのコマセで、船自体にマダイを寄せようという考えらしいです。釣り場の久里浜沖はライバル船が多いですからね。聞いた話ですが、カモシ釣りの場合も釣り客全員が一致協力して、船の下にコマセ(サンマミンチ)の煙幕を作り、魚を寄せるそうです。
 
湾奥の某船長、オニカサゴ船にて
「錘がコツンコツンって、根を叩き続けてるようじゃ駄目だよ。根の状態に合わせて、餌をフワフワ上から落として」
これは難しいですよ。でも、この船長は根の様子を「ハイ、駆け上がりで○m」とか「○m下がって行くよ」とか、細目に根の状況をアナウンスしてくれます。それを信じて道糸を出し入れしろと…。
 
大津の某船長、イナダ・ワラサ船にて
「魚が走ったら無理しないで糸出して。必ず巻ける時が来るから」
こいつら、走るんですよね。ドラグ出て行くとつい締めたくなるんですけど、それやるとプッツン…。魚はどこかで疲れてこちらを向く時があるという事ですね。
 
鹿島の某船長、ヒラメ船にて
「アタリが来てもほっといていいから。下手に竿動かすとヒラメが餌離しちゃうよ。引き込むまで待って」
これはロッドキーパーで置き竿やってる人に言ってる言葉です。アタリが来てもガチャッて慌ててロッドキーパーから竿を取るなって事ですね。要はヒラメさんのお食事を邪魔するなってことでしょう。
 
大津の某船長、マダイ船にて
「あんまり大きくポンピングしないで。糸が緩んでバラすよ」
これは私に言われた事なんです。ポンピングそのものが問題なのではなくて、柔らかめの長竿を使っていると確かに巻くのが時にワンテンポ遅れてしまい、道糸のテンションが緩んでしまう事があります。
 
大原の某船長、フグ船にて
「底のヌタ(泥の層)にフグが潜ってるから、蛍光の錘がいいよ」
私、その時、蛍光の錘を持っていませんでした。確かに蛍光の錘を使っている人が釣果を出していましたね。でも、蛍光使うとサメがきそうでやだな…。光りものは嫌いなんですけど。
 
大原の某船長、イサキ船にて
「潮が澄んでる時に、餌付けると外道が寄って来るからカラーの空針でやって」
ハイ、オキアミ使ってウマヅラの猛攻を受けました。早く教えてね、そういう事は…。
 
湾奥の某船長、エビメバル船にて
「メバルは目がいいから、仕掛けを動かすと喰ってこないよ。底を切ったら竿をジッとさせて。船べりに竿を置くとエンジンの振動が仕掛けに伝わるから、手持ちでやって」
要はお地蔵さんになる訳です。餌の藻エビがピンピン跳ねて誘う、と。しかし、繊細な魚ですな。
 
湾奥の某船長、カワハギ船にて
「集寄は取っちゃったほうがいいですよ。シンプルな仕掛けの方がカワハギのアタリ、取りやすいから」
確かに集寄を取った方がアタリが分かりやすくなりました。多分、集寄が潮の抵抗を受けて道糸に弛みが出るのでしょう。私、それ以来集寄を使いません。でも、お宅の船宿で、これ売ってるけど…。
 
大原の某船長、フグ船にて
「浅場のフグはもっといい加減な感じでやっていいよ。竿を水平に構えて、小さく掛けてから巻き上げて。あと、竿を戻す時は、ゆっくりね。仕掛けがひっくり返るから」
私が、浅場のフワフワとしたフグの喰い上げに苦戦しているのを見て。深場なら多少の大合わせでも問題ないけど、浅場だと逆に掛け損ねてフグを散らしたり、仕掛けが絡まったりで数が伸びないそうで。私の大合わせ癖が治らないの、よく見てる船長ですなあ。
 
勝浦の某船長、根魚船にて
「浅場の根魚の時は、胴に入る竿がいいけど、取り回し(竿の操作)のいい短い竿の方がいいよ。210位のやつ」
私の長竿好きで、270の竿で何度かマハタに根に入られたのを見て。根魚は向こう合わせなので胴調子がいいのですが、マハタみたいに反転から根に戻るのが速い魚は、そこが勝負になるので短い竿の方が根に引き込まれるのを防ぎやすい、ということです。一瞬の差なんですけどね。
 
大原の某船長、フグ船にて
「大型のフグのアタリは、ホンの少し竿先にアタリが出る程度だから竿先見てて。それだけ餌取りがうまいから大きくなるんだよ」
でしょうねえ。私も最近は空合わせばかりじゃ面白くないから、アタリを見て合わせるようになったけど、竿先にクッ…、って程度のアタリが来たとき、けっこうデカイのが来ます。
 
湾奥の某船長、フグ船にて
「フグのアタリは手には来ないから。竿先でアタリを取って、アタリが出たら底まで誘って掛けて。竿先を見ててね。フグ釣りは目が疲れる釣りだから」
これ東京湾のフグ釣り。外房のフグ釣りと似て非なるもので、中層で誘いを比較的大きく取るけど、掛ける時はやはり底。外房は宙層まで誘いは掛けません。まあ、波が荒いからその上下で勝手に誘いになるのかも。
 
大原の某船長、ヒトツテンヤマダイにて
「海が荒れてる時には大型が来る確率が高いよ。魚に船のプレッシャーがかからないから」
これ、他の船宿の船長も同じこと言ってるみたいです。コマセマダイでもヒラメでも共通する事でしょう。海況が良くて船が多い時、海上のハイプレッシャーを大型の魚は敏感に感じて、ヒッソリしているのだと思います。臆病だからデカくなれる訳で。シートン曰く、「臆病は野生の知恵」。
 
大原の某船長、フグ船にて
「根にいるフグはアタリで掛けようとしても難しいよ。アタリが出た時にはもうフグはいないから。空合わせでやって。魚探に反応が出ているかどうかは言うから」
これは、空合わせ専門(それしかできなかった…)の私がアタリを取って掛けるという「釣った」感を楽しんでいる時、根のポイントに入ると途端に釣れなくなった時に(後で)船長がくれたアドバイス。根にいるフグはヒット&アウェーで餌を狙ってくるらしい。アタリを取って掛ける事が出来始めた(深場の砂地)と同時に、根のポイントでは釣れなくなりました。なるほどね。
 
大原の某船長、ヒラメ船にて
「イワシ餌が小さい時は孫バリ切ってみて。常連さん、親針だけでけっこう釣ってるよ」
これは、特にマイワシが取れなくて、餌がカタクチイワシなんかになった時有効。確かに、釣れるようになりました。餌が小さくとも2kgクラスが親針だけで掛けられます。要は、餌のイワシに負担をかけないと言う事でしょう。小さなイワシにトリプルフックの孫バリを掛けると、餌のイワシが縦になって泳いでいます。
 
小湊の某船長、オニカサゴ船にて
「餌はとにかく上からヒラヒラ落ちてくるのがいいねえ。クルクルしたりストンとするんじゃなくて。特餌ならイイダコがいいよ。難しく考えないでそんなイメージでいいから」
って、それが難しいんですけど…。
 
大原の某船長、イサキ船にて
「追い食い狙いは最初にアタリが来てから、竿はそのままで、3回位ユーックリとリールのハンドルを巻いてみて。そうやって、来ない場合は掛かったのを取り込んで」
私、竿を上げながら追い食いを誘っていましたが、そのやり方を始めて確かにダブル、トリプルの確率が増えましたね。待ちすぎても来ないものはこない、と言う事で。
 
大原の某船長、ヒトツテンヤマダイ船にて
「根掛かりが多い時は、底を取ったら50cm位上げてみて。マダイは底から3m位の棚にいるから大丈夫。大型は5mくらい、上がってくるからね」
これ、「船長の名言、暴言…」にも書きましたが、今では何とか底が取れるようにはなったんですけど、また言われました。底が取れるようになったからにはアドバイスですね。でも、私の底狙い、底探りはもう癖です。テンヤのロストは痛い…。千葉県釣ってどうする。分かってはいるんですけど。
 
大原のイサキ船にて、某大女将さんのアドバイス
「棚の下の方でやってると小さいのばっかり来るんだよ。大きいの狙うんなら、棚の上の方狙ってみな」
これも私の底狙い癖、ご存知なんでしょか。その通り。私は何故かイサキの型に恵まれない。それで、思い切って高めの棚を狙ったら、確かに来ました、良型のイサキが…。でも、人の癖って意識していないと、また出ちゃうんですよね…。何故か、宙層(高い層)に仕掛けを漂わせる、ってのダメなんですよね…私。
 
大原の某船長、フグ船にて
「アタリが来て、それを見てたらダメ!遅い!アタリ即合わせで。鋭く小さく合わせて」
フグ釣りでは合わせが重要と言う事です。でも、寒い時はどうしても動きがワンテンポ遅くなって…。それから、釣れないと段々大合わせになっていくという負のスパイラルが…。ハイ、いつも言われてます。
 
大原の某船長、ヒトツテンヤマダイ船にて
「今日みたいに海が良い日(凪)は、できるだけ軽いのでやってみて。3号位のテンヤとか」
だから、まだ底が上手く取れないんだって…、6号テンヤでも…。だから持ってないの、それ以下のテンヤは。
 
大井の、船長ではなく仲乗りをやっていた大船長、夜アナゴ船にて
「初めてでアタリが分かんなきゃ、5回錘で底をコズいて、聞き上げて見なよ。その時、竿先が重く感じたら合わせてみな」
アナゴが初めてで、全くアタリの感覚が分からないと言ったら教えてくれました。お陰様で、初めてのアナゴで多分次頭。ただ、潮の加減で何をしようと釣れない場合もあります。釣り座の運あり。釣れる所に座れば置き竿でも釣れます。
 
大原の某船長、フグ船にて、根でアカメフグを狙って
「根回りでは根掛かりが嫌だけど、フグは底ベッタリについているから、錘も底を這わせて。根掛かり防止には一本針がいいよ」
ハイ、もう仕掛けを4つはロストしました。根掛かりはどうしようもありませんが、確かに思い切って長い方のカットウを取って一本針でやったら、根掛かりは減りました。

大原の某船長、フグ釣りにて、根掛かりの対処法
「根掛かりしたら、クラッチを切って、一度糸(道糸)を真っ直ぐに出してリールを巻いて、それで竿を左右に煽ってみて。引っ張ったままじゃ外れないから」
私が根掛かり頻発で苦しんでいるのを見た船長からのアドバイス。船長が自分でやって見せてくれた。確かに外れた。自分でやってみたけど、そうやるとけっこう外せる。100%ではありませんが。

鹿島の某船長、ヒラメ釣りにて、雨が続いた週に
「(前日に電話が来て)ちょっと、雨が続き過ぎてこれじゃヒラメ、喰ってこないよ。冷たい真水が川からけっこう底の方に入ってきてるから。残念だけど、中止にすっぺか…」
これはヒラメに限った事ではないのですが、水深30m程度で狙う釣りものの時は、同じ。1日程度の雨なら関係ないですけど、数日続くと魚の活性が極端に落ちますね。まあ、それでも行きたいと思うのが釣り師の心情ですけど…。

大原の某船長、梅雨時期のイサキ釣りにて、前日から東の風(沖からの風)が続いて
「今日は水温下がってるから、口使わないかもね…(独り言のようにつぶやく)」
これって、船長の言葉というより、周りのベテラン連中が同じことを言います。事実、魚探に反応は出ていても渋い…。頭でやっと9匹なんて事も。どうも、逆潮(さかしお:南から北への潮)がポイントに入ってきて、底潮の水温が下がるみたい。確かに錘も魚体も冷たい…。

大原の某船長、フグ釣りにて
「うまい人との結定的な違いは砂地、根回りでのタナ取り。アタリは出るものではなく出すもの。引掛ける方ばかりに仕掛けもアワセも、なっている人が多い」
これって、何度も言われているのですが、そのニュアンスを理解するのが難しい…。アタリは出るものではなく出すもの、ってのはカワハギ釣りなんかでも言われますが、こちらは分かるのですけど、フグのアタリはちょっと違う。苦しい時のタイム釣り(空合わせ)で凌ぐ私。まあ、ここの船長はけっこうマッチョなポイントに入るし、常連さんはフグ命のベテランが多い。感覚の世界です。ベタ凪で浅場の砂地にフグの絨毯ができれば、ホイホイ釣れますが…。

(続く)随時追加

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