房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

船釣りあれこれ 船長の名言・迷言・暴言


私がこれまでに色々な船宿の船長(や女将さん)から聞いてきた「心に残る」言葉です。釣りの参考になるものもありますし、笑えるものや訳のわからないもの、ムッとするものもあります。

それらをご紹介します。思い出しながら書きますので、その都度下に「追加」して行きます。

波崎の某船長、ヒラメ船にて、解禁日を迎え、どこのヒラメ船も満員状態。それを見た船長…。
「へー、ヒラメ釣りたい人、こんなにたくさんいるんだ」
あなた、それで飯食ってんでしょ。迷言。
 
浦安の某船長、オニカサゴ船にて、客があまりの渋い状況に竿を仕舞い始めた時…、
「時間いっぱいまで仕掛けを入れておいて! 仕掛けを入れてりゃ来るから!」
これは名言。確かに…。諦めりゃそこで試合終了。諦めるのは釣り師自身。
 
これも浦安の某船長、オニカサゴ船にて、私が納竿間際に良型オニカサゴを釣り上げた時…、
「だろ、これが根にいる魚の面白さなんだよ。釣れるのは何時も次の瞬間なんだよ!」
これも名言。そうなんですよね、根魚は魚探に映らないし、「これから行きますよーっ」、って宣言して来る魚はいませんから。
 
館山の某船長、オニカサゴ船にて、私がアタリが来た時に思わず「喰え!」って喚いた後で…。
「喰え!じゃないんだよ。食べないでください、見逃してください、って逃げようとするのが餌なんだよ。それを狙って喰うのが魚なんだよ。」
なるほど、名言。魚に喰えってお願いしても仕方ありませんわな。
 
これも館山の某船長、オニカサゴ船にて、私の竿は良くないって言われ、でもオニカサゴ用の竿なんだけどって言い返すと…
「メーカーなんか、釣りの事、全然分かってねえよ!」
これは、殆どイエローカードで、暴言。そう言いたい気持ちは分かりますけど…。
 
これも館山の某船長。オニカサゴ船にて、サメを釣り上げた釣り人に向かって…。
「心が邪な釣り人の釣ったオニカサゴは、途中でサメに変わりますよ。」
迷言…?
 
勝浦の某船長、根魚船にて、お客が(私じゃない)ヒラメをばらした時…
「ドラグ、キツキツにしてやっている人はお尻ペンペンだよ」
これは…、迷言…。意味分かんね…。
 
船長じゃないけど、大津の某船宿の女将、アジ船でボウズを食らった客がキレて、「アジでボウズ出すなんて、よく商売やってられるな!」との捨て台詞(これは暴言ですな)の後(さすがにその場では言い返さなかった)…
「そんなに言うなら、船代持ってスーパーでアジ、好きなだけ買ってこいよ!」
これは、イエローカード…、暴言には暴言か…。気持ちは非常によく分かるけど。
※実はこれ、女将さんからその客の話を聞いて、「私が言った言葉」かも…。記憶が曖昧で…。だとしたら、私がレッドカード…。
 
これも船長じゃなく、大津の某船宿の女将、私がソーダガツオはヒラでもマルでも料理次第で上手く食えるんだよね、って言ったのに答えて、
「そうなんだよね、みんな魚の美味しい食べ方、意外と知らないんだよ。」
これは名言、というよりマンマなのですが、その後に続けて言ったのが…
「刺身でダメなら焼いてみな、焼いてダメなら煮て食いな。」
名言です。だから、魚種ごとに色々な料理方法がある訳でして。
 
大津の某船長、マダイ船にて、船釣りを始めたころ、まだヒラソウダとマルソウダの区別が付かない時、釣った魚を持って船長に「どっち?」って聞いた時のやり取り…。
「そりゃマルだよ」「マルとヒラ、どこで区別するんですか?」船長暫く困ったような顔。そして曰く…
「そんなの、見りゃわかるだろ。」
もう迷言中の迷言! 分かんねえから聞いてんじゃん! 船長、上手く口で表現できないのね…。
 
大原の某船長、イサキ船にて、ウマヅラ大漁の時、リリースもせずに船上に投げて魚をミイラにしている奴や、憎々しげにあの頭のトゲを船べりに叩きつけて折っている奴を見て…
「食べない魚はリリースするか、私に下さい。私が食べますから。」
これは船長として当然の言葉(だと私は思う)ですけど、港に戻って、船上でミイラ状態にされているウマヅラを拾いながら…
「魚を大事にしてくれないって、こういうのが一番つらいんだよね…」
これは名言とかいったものではなく、海の恩恵にあずかるものとしての本当に心からの言葉でしょう。イサキが釣れれば喜んで、ウマヅラの美味さを知らずして命を粗末にするだけの人は、もう釣りなんて止めれば…。船宿じゃなくて、寿司屋にでも行った方いいよ。
 
大原の某船長、フグ船にて、私が苦労している(釣れない…)のを見て…
「フグ釣りが上手くなれば、他の釣りも間違いなく上手くなるよ。底をキチンと取るのは釣りの基本だからね。」
これは名言と言うより有り難いアドバイスです。しかし、ちょっとムッとした私は人間ができていない…。
 
土肥の某船長、マダイ船にて、沖上りの後、連れが釣ったマダイを手にして、私に聞く…
「このマダイ、何kg位あると思う…」
私、けっこう体高のあるマダイなので「1.5くらいあるんじゃない?」と答えると…
「そんなにある訳ないよ。こんな薄っぺらなマダイじゃ。」
レッドカード、暴言! それが客に言う言葉か! 何が言いてえんだ! 二度と来ねえよ! 超ムカつきました。
 
久里浜の某船長、マダイ船にて、船中マダイ0、全員丸坊主の釣果に…
「コマセにオキアミ買わないから釣れないんだよ。」
船のコマセはアミエビ。オキアミは漁港で売りに来る。けど、買う人は少ない…。
暴言! バカヤロウ、久里浜でアミコマセで何匹もマダイ釣ってんだぜ! おまえの腕が悪いんだよ! ここも二度と行かない。
 
大原の某船長、根魚五目船でチョイとイサキをやった時…
「いやあ、船長もビックリだよ! 昨日まで全然ダメだったのに!」
イサキが釣れなくて根魚五目になって、ちょっとでもいいからイサキをやらせてと頼み込んでイサキ釣りになり、そこから残り1時間余り、イサキが入れ食いになった時。船長もビックリするくらい、海ってのは分からないのです。これは迷言ですな。
 
大原の某船長、黒メバル船にて、初めての方が船長に「誘い」が必要かどうか聞いた時…
「まあ、多少はね…」
初めての方が聞いたのは、誘いは入れた方がいいのかどうかです。多少とはどの程度…? これは迷言です。メバルを根魚と捉えるか、繊細な魚と捉えるか。外房では餌が塩イワシですから、誘わなけりゃ、塩イワシもダラリですわな。東京湾のエビメバルでは、船長に誘い不要と言われますが。
 
鹿島の某船長、ヒラメ船にて、みんながムーチングの柔らかい竿を使っていて釣れない時…
「竿は少しくらい硬めの方がいいよ。やりやすいから。竿の調子なんて硬いのは腕で何とでもなるから」
腕って言われるとねえ…。この間までヒラメは食い込み重視でマダイ竿でいいって言ってたのに…。これは苦し紛れの迷言と認定。ただ、言ってることは間違いないように思いますけど…。
 
浦安の某船長、メバル・カサゴ船にて出船前に…
「みんな釣り座にこだわるよね。まあ、艫とミヨシが潮次第で有利なのは確かだけど、釣る人はどこでも釣るし。俺は根のポイントを胴に合わせていくから、胴に入った方が釣れるよ」
これ名言のようなアドバイスのような…。結局、どこ座ればいいのか分からなくなりますわなあ。まあ、釣り座にあんまりこだわるな、ってことですね。釣りを楽しめと。
 
大原の某船長、ヒトツテンヤマダイ船にて私が始めたばかりの頃…
「そのリールのドラグ、ちょっと甘いから難しいな。ドラグ性能がもっといいリールの方がいいよ」
って言ったって…。お宅の貸し竿のリールと一緒だよ。それ見て買ったのに。迷言…。
 
大原の某船長、ヒトツテンヤマダイ船にて私が根掛かりに苦しんでいるのを見て…
「根掛かりが多いみたいだから、底から50cmばかりテンヤを上げてやってみて。マダイの喰いには関係ないから」
あの、これも迷言にします。だって、始めたばかりで底が分からないから根掛かりしてるのに…。どこから50cm上げるんでせうか…。
 
湾奥の某船長(その時は見習いの中乗りさん)、ビシアジ船であまりの渋さに参っている時…
「やっぱり、今日みたいな日はコマセの無くなり方で釣れる人と釣れない人が分かれるね」
これは名言というよりアドバイスでしょうか。ただ、横に来てボソッと言われても、俄かには何のことやら。要するに、渋い時でも手返し良くコマセを打ち続けている人はそれなりに釣れる、と。要はやる気の問題なんでしょうね。釣れないとつい、いい加減になってしまうし…。
 
湾奥の某船長、ビシアジ船にて出船前…
「アカタン(イカを細かく切ったものを食紅で染めたもの)なんかじゃ喰わねえよ。アジはイソメに喰ってくるんだよ」
これは暴言というより、それ以前に大きなお世話。私、イカタン使ってその船で竿頭になったことありますけど、なにか? お宅の船宿が配っている餌でしょうが。確かに手返し重視のアカタンよりイソメの方が喰ってくる(イソメは海の中で燐光を発するそうで、アピール力はあるらしい)こともありますけど、選ぶのは客の自由です。私、その一言にムッとして、そのビシアジ船にはそれ以後、乗っていません。まったく…。
 
大津の某船長、アオリイカ船にて、ほぼ全員ボウズ状態の中で…
「あのアオリイカのモヤッとした前アタリの感触が分ればねえ…」
これは独り言のように言われた言葉ですが、失礼ながら迷言と認定いたします。シャクリですから、中錘の先でフリーフォールしていく餌木に対する前アタリをどのように感じるのでしょうか? これって、「もう少し底潮の温度が…」とか「水温が…」とか「潮が動いてくれれば…」の類のような言葉に聞こえますけど。
 
これは船長ではなく根魚船出船前の準備をしていた大原の某女将さんの言葉…
私の釣り座のそばに来て、ソッと小声で
「今日、〇〇さんの側のミヨシの方、変な釣りする人が入ってるけど、気にしないでね」
変な釣り? って、見てみるとルアーの若い方々。女将さん、ルアーって言葉が出なかったのね。これは迷言。80号錘で統一の船にルアーマン乗せるの、無理があるように思いましたが、十分に離してくれたからいいか。でも、軽いルアーが流れてきて、マツリましたよ。
 
大原の某船長、フグ船にて、あまりのド貧果続きに打ちひしがれている私に…
「釣りってのは腕っていうより、釣り方っていうより、最後は理屈じゃなくて感覚だから」
これって、慰めの言葉になっていません…。感覚って、もっと釣りに来て覚えろってことでは…。要するに何回も船に乗れってことね…。迷言と認定します。

浦安の某大船長、カワハギ釣りにて、ド貧果続きに受付で思わず、「釣れる仕掛けをちょうだい」という私の訴えに答えて…
「じゃあこれ。カワハギなんて向こう掛かりだから、合わせなんていらないよ」
嘘つき…。また、ド貧果…。迷言。

大原の某船長、ヒトツテンヤマダイでテンヤ選びに迷って「釣れるテンヤは…」と聞くと…
「あったら、いいね」
仰る通り…。名言。

大原の某船長、フグ釣りにて、相変わらずのド貧果に打ちひしがれている私に…
「○○さん、きれいにアタリ取って釣ろうとし過ぎ。空合わせの方が釣れるよ」
コレ、一歩間違えれば「下手はマグレで釣れば」って言葉にも聞こえますよ。確かにそうなんでしょうが、病人の布団を剥ぐような一言。そして船から降りた時、私の貧果を見た女将さん、てっきり慰めてくれると思ったら、
「○○さん、釣り方覚えるの遅過ぎるよ」
ハイ、布団を剥がれた上に、傷口に塩を塗りこめられました。夫婦そろって、暴言…。
 
大原の某仲乗り(次期船長:三代目候補)、ヒラメ船にて型に恵まれない状況で…
「大ビラメ、釣る方法って、無いのかね…」と言った私に…
「無い!」
ここまでキッパリと言われると、もう次の言葉は出ません。納得。その言い切り振りが気持ちいいので、これは名言。やっぱり型は運か…。

大原の某船宿の女将さん、フグ釣り船にて、ミヨシのベテラン風の釣り人の誘いを真似したけどダメだったと私が話した時…
「あの人たちは下手だから、真似してもねえ…」
って事は、それより釣れない俺はもっと下手ってことかよ…。正直だけど、暴言…。

(続く)随時追加

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