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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

フグ釣り編 その17「祇園精舎の鐘の音 盛者必衰の理… フグ…」



フグ
「祇園精舎の鐘の音、諸行無常の響きあり、沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理(ことわり)をあらわす、おごれるものも久しからず…」。ちなみに、祇園精舎は京都の祇園にはありません…。正式名:祇樹給孤独園精舎「ぎじゅぎっこどくおんしょうじゃ(梵語: Jetavana Anathapindadasya-arama)Wikipedia より」で、インドにあります。お釈迦様が説法を行った寺院です。沙羅双樹の花はお釈迦様が入滅するときに枯れたといいます…、って古典の時間じゃありませんが、まさに「盛者必衰の理…」。フグの話です。

出船すれば必ず誰かが「規定数:80匹」までいった時期が続いていたのですが、どうにも釣れません。惨憺たる状況です。釣果など言っても始まりません。相変わらずボの字が出てしまうような状況です。前回の「その16」でフグが釣れない事を船宿の大女将と一緒に嘆いたと書きました。その前の「その15」ではフグが釣れない海の状態について書きました。そこら辺までは「まあ、海の事だからしかたないわなぁ」なんて、まだ余裕ブッこいてましたが、もう笑えません。まさに「諸行無常の響き」が海の中から聞こえてきそうです。別にフグが「おごっている」訳ではないでしょう。釣り人などは皆、謙虚なものです(どこが…)。しかし、「盛者必衰の理」なのか、「沙羅双樹の花の色」は白くなって枯れてしまったようです…。

フグ船ポイントへ向かう船も心なしか「重く、暗い」雰囲気です。誰も何も言いませんが、「どうせ今日も、ダメだろうなぁ…」って表情で、不戦敗心理状態…。「これでは、いかーん!」と鼓舞しようにも、ここまで海況が変わらないのはけっこう珍しい。

フグはいる筈なのです。しかし、喰ってこない。スカスカと虚しく「タイム釣り(マグレ狙い)」をやっても、ダメ。フグにソッポを向かれています。ベテラン勢も総崩れ…。恐らくは相当に底潮が冷たくなって、潮の入れ替えができていないのだと…、などと理由を考えてもフグは釣れません。という事は、喰えません…。歴戦の釣り師たちも折れてしまったのか、客が集まりません。さすがに、一人だけの予約では気が引けます(一人釣行専門の弱点)。油代の方が高くなりますから。「会いたいよぉぉぉぉぉ、愛しのフグちゃーん…」などとオヤジが海に向かって叫んでも、絵にはなりません。

てなことで、フグ船が中々出船しません。という事はフグ釣りもままならない状態です。では、どこか釣れている船宿を探して、そこへ行けばいいじゃないかと言われそうですが、フグはポイントが命です。私がフグの定宿にしている所は、某大原でもポイント探しでは一目置かれる(だそうですけど…)船長がいるのです。ここがダメだから他所へ行くという発想はありません。そんなことしていたら、釣果情報に振り回されてアチコチへ走り回らねばならなくなります。まあ、それも楽しいかもしれませんが、ここはフグが「正気」を取り戻してくれるのを待つしかありません。私の性格なのか、「では他の釣りもので」という融通が利きにくい。フグに固執しています。正確に言えばフグ鍋ですけど…。

タコ壺船宿も大変です。お客が集まらない訳ですから。しかしこちらの方は生活がかかっていますから、フグがダメならタコ! 遊漁じゃないですよ、職漁に変身です。左の画像がタコツボです。某大原のタコは有名ですが、タコ釣り船は見た事ありません。遊漁では禁止なのかな?まあ、関東でタコと言えば東京湾が一番の人気エリアですが。このタコツボを前の日に海に沈めて置くと、タコが一泊してくれる訳で、一泊の恩義で翌日にタコは陸に引き上げられます。たまに釣果が悪い時など、このタコの型の小さなもので市場に出せないものをお土産でいただくことがありますが、何と言ってもタコ飯! 兄弟サイトの「テキトー簡単お魚料理」にタコの捌き方やタコ飯の作り方を簡単にご紹介していますのでよろしければご参考に。美味いですよ、ホント!

って、以上タコ、じゃないフグのお話でした。

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