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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

フグ釣り編 その19「コロンコロンの謎… フグのファールチップ」



フグ
いやぁ、もう何か意地になっていますなあ…。フグにです。こうなったらフグ鍋がどうのこうのというより、「おのれ、フグに負けてたまるか!」ってなアホになってます。結論から申し上げますと、また撃沈です。ベテランのフグオヤジの姿もまばら。海もなかなか落ち着いてくれませんしね。変な南西の風が吹いて来たりして。しかも、ビュー!ってな感じです。もう私には「フグは中々釣れないもの」という、東京湾でやっていたころの心得が蘇ってきています。外房のフグは釣れるんだけどなぁ…。まあ、自然の事ですからまたフグもそのうち、心を入れ替えて釣り師の餌に寄ってきてくれるでしょう。ヒラメだってヘラヘラと次から次に釣れる年もあれば、アタリが来ただけで心臓バクバクの年もありますから。

ちなみに、今回のフグ釣りで、ひとつ意外なことに気が付きました。タイトルにありますように「コロンコロンの謎」が解けたのです。フグのファールチップ(当たっているのに掛かりきらない)は珍しい事ではないのですが、原因としては「合わせが遅すぎる」「リールを巻きに入るタイミングが早すぎる」「カットウの位置がたまたま悪かった」とかで、対応策はあるのですが、二度の釣行で続けて、あまりにファールチップが多い事に参っていました。まあ、タイミングのせいか、腕が悪いんだろうと無理やり納得していましたけど…。

しかーし!そうではなかったのです。まあ、腕の事は多少あるにしても、あの「コロンコロン」とフグがアウトサイドボクサーのように華麗とも呼べるステップで私のカットウ針をかわしていたのでは無かったのです。フグは間違いなく私のカットウ針に見舞われていたのですが、掛からない原因は「カットウ針」にあったのです。これは長年釣りをやってきた者としては恥を晒すような事なのですけど、皆様のお役にでも立てればと、殊勝な気持ちで公開します。

例によって、「早いのが取り柄(この言葉、分かる人は私と同年代)」の私としては、一投目でそこそこの型のフグを掛けたのですが、またまた、その後が続きません。アタリはあるのですが、何故かカットウに掛からずファールチップの連続。これが野球のバッターなら相手のピッチャーから嫌がられるでしょうけど、フグ釣りですから…。イライラがつのるのはファールチップをかましている本人です。まさにコロンコロンです。余談ですが、ショウサイフグに比べてアカメフグは腹の皮が硬いのでカットウ針が掛かり難く、船べりでコロンとカットウ針から外れる事があります。船の中に転がり落ちてくれればいいのですが、海へお戻りになられることもあります。大型のアカメフグが来たら、タモ取りするのが無難です。ですが、まさか船の下にアカメフグが集まっているとは考えにくい…。アカメフグは個体数が少ないですから。

とにかく、アタリがきて合わせればコロン、またしばらくしてアタリが来て合わせてもコロン…。合わせが遅いのかと思い、だんだんと大合わせに…。陸に上がった時、船長に「○○さん、今日はヒトツテンヤマダイになってたよ」と笑われました。ほっといて…! 原因は分かったんだから…。

フグ仕掛けハイ、その原因は右の仕掛けの画像にあります。分かりますでしょうか?二つあるうちの下側は私がいつも自作している仕掛けです。上側は某釣り具店で安売りしていた仕掛けです。仕掛けは自作主義なのですが、ここの所フグフグになってしまい、思わず出来合いの仕掛けを買ってしまいました。ちなみに私は「アオヤギ色の錘」が一番釣れる気がして、好んで使います(どーでもいいか…)。右に画像にある二つの仕掛けのどこが違うのか?

見た目は殆ど同じですが、上の仕掛けの「下側のカットウ針」を見てください。針が開いているのがお分かりでしょうか! その下の画像の方が分かりやすいですね。右側が開いたカットウ針。左側が、いつも私が自作で使っているカットウ針。コロンコロンの原因はこれだったのです。仕舞の寸前まで気が付きませんでした。不覚! これでは掛かりきる訳がありません。前回も同じ仕掛けを使っていました。このカットウ針の開きに気付かせてくれたのは二匹目に釣れたフグです。フグをやられる方はご存知でしょうが、しばらく桶の中で泳いでそのうちに疲れるのか、腹を上にして仰向けになるヤツがいます。で、二匹目のフグが腹を上にして浮かんでいるのを見ると、腹に数か所、何やら赤い点々が…。「フグの湿疹かな?まさか…」と不審に思っていたのですが、アーッ! もしかしたら!と気付き、仕掛けを見たら、何と、やはりカットウ針が開いていました! この二匹目のフグ、釣った時は尾びれの根元にカットウの針が掛かっていました。いわゆる「食い逃げフグ」です。このフグが掛かる前に、何度かコロンコロンがあってイライラしていました。で、ヤケの大合わせをした時に、尾びれの根元に何とか下の開いたカットウ針が掛かったのでしょう。

腹の赤い点々は、開いたカットウ針が掛かりきらずにツンツンした痕なのです。前回も今回も市販の仕掛けを使っていました。試しにペンチで針を元に戻すとヤワーッとした感じで元に戻ります。「これではダメではないかぁ!」。もう、モロにナマクラです。針は貫通力が命! この広がったナマクラ針がフグのお腹をツンツンしていただけなのです。やはり出来合いの仕掛けに手を出したのが間違いか…(安売りしてたもんで…)。早速、ちょっと痛んでいるけど予備でバッグに入れていた自作仕掛けと交換。

ハイ、釣れました。ファールチップも激減。しかし、時すでに納竿の時間…。「ハイ、時間ですので…」と、船長の無情なアナウンス…。帰りの車の中で悔やんでも悔やみきれない気持ち。なぜ、すぐに気が付かなかったのか。確かにフグの魚影が薄いとはいえ、あのファールチップを取れていれば、唐揚げ用のフグが…。まさに、時すでに遅し、です。まあ、カットウ針が根掛かり以外で開くなどとは、考えてもいなかったのですが、それに気づかされた事を良しとしましょう。しかし、昔、某船宿の船長の「メーカーは釣りを分かっていない!」という言葉が思い出されました。これは暴言ですが、フグの腹で曲がってしまうカットウ針を売るなんて、私も暴言を吐きたくなる衝動に…。カットウ針はフグのお腹をツンツンするためのものではないのです。「〇○○のバカヤロォォォォォ!」。○○〇の字は秘密です(メーカー名ですが)。

フグ「コロンコロンの謎」、世にも恐ろしいお話でした。ざけんじゃねえよ…、ケッ!(まあ、お下品な釣り師…。良い子は捨て台詞なんてダメですよ。教育的指導!)。

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