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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

フグ釣り編 その25「フグよ来い♪ 早く来い♪ …撃沈」



フグ
私の愛竿、「絶潮竿ふぐ150」が「絶潮竿ふぐ146」となって復活した事は前回の「その24」に書きましたが、復活したとはいえ、どんな感じになるか、使ってみなけりゃ分かりません。実際、30号の錘をぶら下げて「フグ釣りシミュレーション」をやってみましたが、やはり柔軟な「穂先」を失った訳ですから「棍棒」状態のような…。

しかし、いいのです。タイム釣り(空合わせの連続で、マグレ期待)で、カットウ針がフグの腹に掛かれば「結果オーライ」。船釣りをン十年やってきても、このテキトー精神は変わりません。ってゆーか、ただのいい加減な性格です(キッパリ)。

アカメフグ太東寄りの根際で良型のアカメフグが釣れている様子。右の画像は某日の船宿の釣果です。私、根でのフグ釣りは苦手です…。楽勝で仕掛け3~4個はロストします(痛い…)。しかし、その根にアカメフグが潜んでいるのなら、これはやるしかありません。千葉県を何度釣ろうが果敢に攻めて、コロンコロンとしたアカメフグちゃんを根から引っ張り出してあげます。

と、仕事を休んで荒天を避け、イザ、外房へ!愛車の6気筒エンジンが唸りを上げて未明の高速を安全運転で疾走します(朝の高速は真っ暗なカーブが多いから、良い子はスピードの出し過ぎには注意しましょう)。

ちなみに、よくアカメフグ(ヒガンフグ)はトラフグに匹敵する味、といいますが、私はショウサイフグの方が美味しいと思い続けていました。まあ、好き好きですけど、アカメフグはその日に食べると身がけっこう固くて、旨味もイマイチ…。船長は一晩寝かせれば身が柔らかくなって、旨味が増すと言います。その通りでした。ショウサイフグはその日でも十分美味いですけど、アカメフグを釣られた時は一晩二晩(人によってはもっと)、捌かれた棒身を冷蔵庫で寝かして食しましょう。確かに旨くなります。

は、置いといて、今日は天気も良く波もそれほどではない予報。北からのやや強い風がちょっと気になりますけど、アカメフグが呼んでいる以上は行かなければなりません(呼んでないって…)。

毎度の某大原港に着くと、いつもの光景。何度も書きましたけど、私、この出船前の雰囲気が好きなんですよね。早起きの眠さもスッ飛んでしまいます。しばらくすると、アチコチで船のエンジン音が、ブルンと身震いするように聞こえ始めてきます。船に明かりがつくと釣り人たちの動きも慌ただしくなってきます。私も身支度をして、船に向かいます。

フグ船私がフグ釣りでいつもお世話になっている船は、もともと職漁船で、船体が細い。当然釣り座も狭いので、胴の間に入ると「ハメ殺し」状態です。釣り座に置いてあるのは、板に発砲スチロールを巻いた「座布団(?)」です。船足が早いのが取り柄ですが、船の幅が狭い分、ローリングがきつく、波も被りやすい。キャビンは2~3人くらいで満員。私はいつもポイントに着くまで、艫かミヨシで胡坐をかいて、潮水を浴びています。今日は北からのやや強い風ですから、けっこう潮水を被りました。

さあ、ポイントについて船長の「ハイ、いいですよ」のアナウンス。胸躍る第一投です。復活竿の調子はどうか! と、錘が着底した感触を確かめますが、それほどの違和感は無し。まずは空合わせ。

「ン…!」。ちょっと感触が…。やはり、棍棒と化しているようです。それと、シャクッた時に錘が不必要に底で跳ねているような気がします。手首の加減で調整しようとしますが、いきなりそう上手くはいきません。竿から以前のしなやかさは無くなっています。それでも、空合わせで掛かってくれれば、有無を言わせず上げてやる! と、気合を入れますが、スカッスカッの連続。ここで私の(いくつもある)悪い癖が出始めます。シャクリがだんだんと大きくなってきます。ハイ、フグは散って行くでしょう。跳ねあがる仕掛けのカットウ針が絡んでばかり…。タイトルにも書きましたので結果はもうバレている訳ですけど、「フグ釣れない」モードに入っています…。

ただ、言い訳ではありませんが、その日は船長も認める激シブの一日。私の釣り座がある左舷は、朝のうち、御一人様が型を見ただけで、沈黙状態。ベテランのフグオヤジも修行僧の如く黙々とシャクり続けています。ここで、船長の決断。船をかなり離れたポイントまで走らせます。私は、悟りを求める修行僧の如く、甲板に座り込み、ローリングする船の冷たい潮水をシコタマ被りました。

根回りで船中、多少はフグが上がったものの、私は仕掛けをロストするばかり…。

「フグよこい♪ 早く来い♪」。もはや「曳かれ者の小唄」状態です…。フグは、来ません…。
結果、大ベテランのフグオヤジ一人がやっとツ抜け。あとは、バレーボールチームも組めない程度。私はギリ麻雀の面子…。

激シブに加えて、やはり私のフグ竿は棍棒と化して、フグの繊細なアタリなどピクリとも取れませんでした。これじゃあ、釣れる訳ねーっぺよぉ(千葉弁)!

フグ竿は穂先の3cmが命である事、痛感しました。穂先が折れたら、補修など考えずに諦めましょう。実際、フグ竿の穂先はよく折れるようです。ある釣り人は、もう3本折ったとか…。

私の春、じゃなくて、フグ大漁は、いつ来るのでしょうか…。フグちゃん、教えて。

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