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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

フグ釣り編 その28「カットウフグ… 葛藤フグ… シャレにならん」



フグ
カットウ針カットウ…、葛藤…。葛藤とは心理学用語で、語源は葛(カズラ)と藤(フジ)が絡み合って、どうしようもなくその選択に迷ってしまう状態。単純に人と人との対立の意である場合もありますが、心理学では「正と正」「正と負」の葛藤という個人の心理状態で解説されます。「正と正」とは「明日休みが取れたけど、ゴルフにも行きたい、釣りにも行きたい、どちらにすれば…」という状態。「正と負」とは「釣りには行きたいけど、ボウズは嫌だ…」という状態。ついでに言えば「負と負」もあり、これは「ボウズは嫌だけど、仕掛けを工夫するのも面倒くさい」ってなもので…。

いきなりどうでもいいことから始まりましたが、今の私はフグ釣りで葛藤状態。しかも、外房の…(って、何か関係あるの…?)。

まさに心の中では葛(カズラ)と藤(フジ)が絡み合っております。
「正と正」。「フグ釣りに行きたいが、ヒラメも好調のようだし…」。
「正と負」。「フグ釣りに行きたいが、連続スソ記録が伸びたら…」。
「負と負」。「連続スソは嫌だ。でも、釣り方や仕掛け作りであれこれ悩むのも嫌だ…」。
何故にフグ釣りでこれほど悩む。まさにシャレにもならない、葛藤フグ状態。

とまあ、深刻ぶっても仕方ないのですが、一番の悩みは「フグ船が出ない事」。どうも、ここのところの釣況不調で、フグオヤジどもが様子見に入っているのか…。客が集まらない。で、船が出ない。他所の船に乗る気もしない。なぜなら、私の連続スソ記録はこの船で止めねば、意味がなぁぁぁぁぁい! からです。某大原のこの船には、見るからに「フグ命」といったオヤジ連中が集まってきます。キャリアからいっても私は、フグ釣りに関してはこの船でビギナークラス。いくら他所の船で大漁だったとしても、この船で腕を見せねば(無いけど…)沽券に関わるのです。

ここ2年くらいでしょうか、フグが元気ありません。代わりにヒラメどもはイワシの群れが入って来るのでキャーキャーと元気よく釣られています。昨年の今頃も同じような状況でした。海の事ですから、あーだこうだと言っても始まりませんが、「フグよ、どうした…。お腹でも痛いのか…」。

いずれ、またもう少しすればフグの活性も上がって来るでしょうけど、それが何時か?で、フグ船が出始めたら、連続スソ記録は「止まるのか?」「伸びるのか?」。アー、頭痛え!

正確に言えば今の私は「正と負」の葛藤状態です。「負と負」の状態はありません。釣具屋に行って、カットウ仕掛けの材料を買ってきて、「錘の色は、蛍光玉とビーズも増やしてみるか、いっそワイヤーで仕掛けを作ってみようか」と日々、仕掛け作りの腕を研鑚し、家で「タイム釣り」のタイミングをシミュレーションして、一番の悪い癖「大合わせ」防止に努めています。時々、ヒラメが頭の中を泳ぎ始めて、「正と正」はちょっと、ありますが…。

今はとにかく、フグなのです。釣果が渋い中で「スソ」を喰らう事は決して恥ずかしい事ではありません。ショックではありますが…。歴戦のフグオヤジに混じって、とにかく腕を磨き、スソを脱出する事が全て。他の釣りものには、ただいまの所、興味なし(ヒラメには、ちょっとだけ…)。

以前、カワハギで同じような状態になりましたが、その時は船長のアドバイスを真摯に受け入れ、集器やタコベイト、蛍光ビーズなどの光物を全て取っ払って「アタリへの感度優先」とし、ハゲ針から、カワハギ星人を名乗る大塚貴汪氏推奨のセイゴ針に変えて、なんとか東京湾でツ抜けできるようにはなりました(東京湾でのカワハギ「ツ抜け」は、一部の名人を除いて、充分な釣果です)。

同様に、いや、それ以上にフグ釣りとはかなりテクニカルな釣りものである事を認めざるを得ません。もっとも、船の下がフグの絨毯(寄りフグ)になればタイム釣りでもバンバン釣れますけど。しかし、渋い日に掛ける一匹には釣り師の腕とプライドがかかっているのです。って、だからどーした、とは言わないでください(誰も聞いてねーよ…)。

フグ タックルフグ船がなかなか出ないのは、間違いなくフグオヤジが様子見をしているのです。彼らでも苦しむ状況ですから。あのフグ船にまたベテランたちが集まり、その中でスソを脱出する日まで(って、まだ続くってのかよ…)不退転の精神でタックルを磨いています。

いざとなったら、ド初心者を誘って…、というような唾棄すべき姑息な手段は、釣り師のプライドにかけて断じてとりません(堂々と言うな…)。

外房カットウフグ、葛藤フグ!

ちなみに、今は東京湾が大貫沖の海苔ヒビで「寄りフグ」の時期を迎え、「喰わせ釣り(あの界隈ではカットウ禁止)」で束釣りが出ているとか…。ウッ…、心の隙間に「正と正」の葛藤針が刺さります。

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