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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

フグ釣り編 その3「東京湾フグ テキトー釣り師の天敵…」



フグ
私は外房でフグにはまってしまいましたが、ここの解禁期間は10月~翌年の4月まで。当然その期間外はフグ釣行無し。しかし、東京湾でもフグ釣りはあります。ここは禁漁期間が無く、特に夏の白子が売り物。知ってはいましたが、1年中フグを釣っているわけではないので、夏はイサキや根魚と主に楽しんでいました。

だったのですが、人から東京湾のフグは外房と違う釣趣であることを聞いて少し興味を持ちました。外房のフグと違う所は、要は錘の号数(10号)と餌(アルゼンチンエビ、美味そー)、あとはカットウ仕掛けの上に食わせ針を入れる事(富津辺りではカットウが禁止で食わせ専門のようです)。それと当然錘が違いますからタックルも違ってきます。では釣り方は?というと…。私は正直言って同じだと思っていました。

で、それじゃあ一度行ってみるかといつもの湾奥は黄色い船(フグが売り物の緑の船ではありません)へと夏のフグ釣行を決めました。道具は専用の竿があるのは知っていましたが、わざわざ買う事もないので手持ちのキス竿程度の調子で短いものを持っていきました。最初ですから仕掛けは店で買ってみることにして、10号錘のカットウとその上に入れる食わせ針を購入。カットウは1本です。食わせ針は多分、軸の長いカイズかな。カットウオンリーの私としてはこの食わせ針に抵抗がありましたが(だって、マツったら面倒じゃないですか)、一応、皆に従いセッティング。

ちなみに船は満船状態。ミヨシの先まで釣り人でビッシリ。この釣りものの人気の高さを示しています。ちょっとびっくり。外房でもフグは人気ですが、こんなに詰め込まれることはありません。正直言って釣り座が狭い。

出船前には、フグ釣りのレクチャー。まあ、なんと親切な、と思いましたが、私全然聞いていませんでした。外房とそんなに違うと思いませんでしたので。ところが船長の気になる一言。「外房のやり方とは全然違いますからね」とか…。えっ…?そうなの…。その時は正直「またあ、そんなこと」ってなくらいの気持ちで聞いていました、が…。

船がポイントについて、早速フグ釣り開始。隣の人の餌の付け方を見てアルゼンチンエビの剥き身を餌針と食わせ針に。美味しそうなエビです。東京湾のフグは舌が肥えているのでしょうか。贅沢な奴。

東京湾のフグ釣りは「目が疲れる釣り」だそうです。アタリが手元に来るわけではないので竿先に来る小さなアタリをジッと見つめていなければならないからだそうで。外房でも、アタリなんてそうそう分からないけど。私、完全に外房モード。そのうちにククッと竿先にアタリが来ました。ソレッ!ってなもんで合わせを入れると、空振り…。アリャ…?またしばらくしてアタリで来ました。また即合わせ。また空振り…。どうにもフグがかかってくれません。周りの釣り師はポツポツと良型のフグを上げています。焦る…!

私、何とかタイム釣りの要領で2本ほど上げましたが、これは所詮マグレ…。空振りの連続です。野球選手ならとっくに2軍行きでしょう。周りの人の釣り方を見ているとゆっくりと目の辺りくらいまで竿で誘い上げて、今度はそれよりもユックリと下げて行くというスタイル。その中でアタリを取っているのでしょう。私も真似(節操がない)…。で、アタリがきてまた空振り。なんで?

フグ釣果結局、私は4匹。しかもマグレのタイム釣り…。10匹以上釣ってる方も何人か。フグ釣りは終わった後に試練が待っているんですよね。船宿で捌いてもらう訳ですから、当然釣ったフグをザルや洗面器に移します。ハイ、釣果丸見え…。器に山盛りの人。器の中で1匹だけ堂々と寝そべっている人。すぐに帰ってしまう人。フグはこれがあるんですよ。私は型に救われてはいますが、4匹…。白子の確率は高く3匹に入っていました。こいつを喰える(お初)楽しさはあるものの、何でアタリは取れるのに掛からないのか…。?????な一日でした。

よくよく考えてみると、答えは意外と簡単に分かりましたが、時すでに遅し。要は、錘が軽い分、私はしっかりと底が取れていなかったという事です。適当に宙層で取ったアタリをその場で掛けようとすれば、外房でもコロンとフグに逃げられてしまいます。波の穏やかな東京湾のフグは宙層で誘ってアタリを出し、そこから底まで餌を追わせて掛ける。外房でも誘いらしきことはやりますが、どちらかと言えば細かく動かしてフグのアタリを出すためで、基本は底を取ることです。しかし、波の荒い外房では25号か30号の錘。10号錘では完全にノーカンです。

繊細すぎます、東京湾のフグ釣りは。まあ、そこが面白いのでしょうが。それから数度、東京湾奥からフグ釣りに出ましたが、ツ抜けまでもいきません。もともと、それほどゾロゾロ釣れるものでもないそうですが。完全にテクニカルな釣りです。カワハギに続いて、テキトー釣り師である私の天敵が現れました。確かに外房とは違う釣りです。バス釣りなんかをやる人には面白い釣りかもしれませんね。

私は心を癒すべく、外房のフグ解禁を待ちました。

しかし、フグの白子は確かに美味い!一発で痛風になりそう…。

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