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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

フグ釣り編 その31「春… イワシの祟りか、シシャモの祟りか…」



フグ
サクラ 満開春です。家の前の公園にあるサクラが見事に満開です。住宅街の公園ですからさすがに酒盛りをしている光景は見当たりませんが、許されるなら花見で一杯をサクラの下で楽しみたい所です。ちょうど私の仕事場(在宅ワーカーね)の机の前の窓から、雲が沸き立つように咲き乱れた桜が見えます。ちょっとした借景の贅沢。

ハイ、釣りの話に移ります。釣り人には「ゲン」を担ぐ人が結構多いようです。「ヒラメ編その1」にも書きましたが、船釣りのタブーなるものを一番最初に知ったのは「梅干」です。こいつを船に持ち込むと、釣れなくなるそうです。所詮「ゲン担ぎ」ですから、根拠など無いでしょう。しかし、初船釣りで私が持ち込んだ梅干入りのおにぎりのせいか、「ヒラメ3連続ボウズ」が私の船釣りデビューとなりました。

梅干オニギリ確かに、船宿に前泊した時、朝ごはんにおにぎりを作ってくれる船宿がありますが、みな、塩むすびに漬物付で、梅干が入っているのを見た事はありません。いったい、その由来は何なんでしょう? 誰に聞いてもそれは分かりませんけど、確かに多くの釣り人が梅干を避けてはいます。

ちなみに、3連続ボウズを喰らったのは連れも一緒で、あれは私が悪いという事になっています。ちょっとムカつきますけど、私自身もそれ以来、おにぎりを持って行くにしても梅干は避けるようになりました。

で、私自身はゲン担ぎなどあまりやらないのですが、どうも船釣りをやっていると知らず知らずの間に、タブーが増えてきます。意味が無いとは思っているのですけど。投げ釣り中心で楽しんでいたころは、ゲンなんて全く担ぎませんでした。子供の頃に母親が持たせてくれる弁当のおにぎりにはしっかりと梅干が入っていましたし。

今の若い釣り師(アングラー?)がどうなのかは分かりませんが、私の世代から上の世代には暗黙の了承のようにタブーがあります。実際にはどれくらいの人がそうやってゲンを担いでいるのかは知りませんが、まずは梅干に始まって、「金物を海に捨てると釣れなくなる」というのも結構云われますね。船釣りで釘やトンカチは使いませんから、金物と云えば釣り針かオモリか、あとは小物のペンチやナイフを海に落としたりする事でしょうか。でも、根掛かりは避けようがないので、仕掛けを海にまるごと没収されるのはしょっちゅうです。

ペンチなどの道具を落としたことはありませんが、これも「捨てる」人はいないでしょう。たぶん、「海を汚すな」という、海に対するマナーがタブーに転じたのだと思います。一時期に比べると、タバコをそのまま海に捨てる釣り人は少なくなりましたが、これは良い事です(しかし、タバコを海に捨てると釣れなくなるというのはタブーとして聞いたことはありません)。

まあ、そうした「何某か」の理由がタブーの背景にあるのでしょう。例えば、「魚を水面でバラすと、もう釣れなくなる」とかは、「最後の取り込みまで気を抜かずにしっかりやれ」という事が転じたのでしょう。中には、爆釣の時のカッパを洗わないという人もいました。もう潮で表面がガビガビ。これはよくあるゲン担ぎのパターンでしょう。釣ってる最中に声を出すと、バラす、なんてのもあります。これは、集中力を保て、ということでしょう。

キタマクラやネンブツダイを釣ったら、その日の釣りはもう終わりになるというのもありますが、これは特にネンブツダイに言えることですけど、とても臆病な魚のようですから、こいつが釣れる時はそのあたりに他の魚の姿が無くなった時と、合理的な解釈ができます。キタマクラの場合は、その名前故でしょうね…。いったい、誰が付けたのでしょうか、そんな不吉な名前…。

で、本題です。私自身、船釣りを続ける中で「妙なゲン担ぎ」が知らぬ間に身についています。それは「自分が釣る予定の魚は、お店で食べない」、「釣行前夜には魚を食べない」というものです。正直、自分でもそんなゲン担ぎに意味はない、と思っているのですが、一旦習慣付いてしまうと、なかなか、それを気にせずに止めてしまう事ができません。

が、やはり、これは意味がないから止めようと思っていたら、近所のスーパーで美味そうなイワシやシシャモが店先に並んでいるのを目にしました。その次の日はフグ釣りの予定です。もうこんなゲン担ぎは止めようと思っていたので、両方を買い込み、その晩の酒の肴でたらふく食いました。美味い! イワシというのは美味い魚なのです。シシャモも、本物ではないですけど、これもグー!

グフハイ、ご存知の通り、それからフグに嫌われたのか、フグ釣りの難行苦行が始まりました…。竿は折れるし…。

かつては桶二杯分のフグを釣って高笑いしたのが、桶の中で私のフグはスイスイ泳ぐようになりました。麻雀の面子を集めるのがやっとという釣果…。今や夢はフグのラグビーチームです…。やはり、タブーだったのでしょうか…。

それに加えて、フグ船が出船しなくなりました。まだシーズン終了まで時間はあるのに…。「フグが釣れない」から、ついに「フグ釣りができない」に変わってしまいました。やっとフグ船が出る!という時に限って、仕事でどうしようもない状態に…。呪われているのか…。

イワシの祟りか、シシャモの祟りか…。心を入れ替えて、釣行前夜のお魚は頂きません。

お願いですから、せめてフグ釣りに行かせて…。鍋が喰いたい…。

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