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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

フグ釣り編 その34「祟~りは続くよ♪ ど~こまでも♪ フグ…」



フグ
フグ大漁どうにも左肩の調子が悪く(五十肩ではありません。キッパリ)、釣行ままならず…。そんな時、いつも行っている船宿のホームページを見ると、目を剥きたくなるような画像が…。連日、規定数の客が出て、早上がりだとか…。ついこの間までの渋いフグとは天と地、鯨とタナゴのような差。このような時に限って肩の調子が悪くなるとは、どこまでもフグは私をおちょくっているのか…。おのれ、今に見ておれよ! って、虚しい…。

で、今回はフグ釣りのお話ですが、釣果がどうのといったフグ釣りのお話ではありません。「持っていない」男の悲しいお話です。これほど恋い慕っているフグに祟られているなんて、私の何が悪いのでしょう。私が行くとフグが海からいなくなるし、竿の穂先は2本も折るし、仕掛けは千葉県釣ってロストしまくるし(フグ仕掛け自作で対抗)…。ホント、世の中に相性というものがあるのなら、フグと私はその相性が悪い。嘆き節…。釣れる釣れないだけなら、それは釣り師の定め(って無常観の中に沈む…)と割り切りますが、今度はお気に入りのリール、しかも、フグ用に手をかけたリールまでが…。

アブ リール右の画像を見てください。ABUファンの方ならどういうことかすぐにお分かりだと思います。私はABUのリールばかり使っていますが、このリールはABUにしてはギヤ比が高く、ABUの多くがプッシュ式のクラッチレバーですが、これはサムバー式で、竿を持つ左手の親指でクラッチが切れます。もともと、あまりサムバー式のリールは使わないのですが、フグ釣りにはこれが良いのです。なぜか? 大原は波が荒いのですが、特に大きなウネリが入っている時には頻繁にクラッチを切って仕掛けを底にキープします。その時、右手が必要となるプッシュ型より、この方が操作が楽。それに加えハイギヤードタイプだと、大型の「喰い上げ」に対抗して早巻きができます。ハイギヤだとどうしても通常の径のハンドルでは重くなるので、径の長いタイプのハンドルに付け替えてあります。あと、ABUは外国のリールだからなのか、日本の竿のリールシートにキッチリと止められません(この5000~4000番台だけかも)。スクリュータイプの竿ならいいのですが、シートタイプだと閉めてもグラグラとします。ですから、コルクを加工してフットに入れ込み、しっかりとパーミング(リールと竿を一緒に掴む)できるよう、リールシートに固定しています。

つまり、お気に入りのフグ用のリールだったのです。しかし、そのクラッチレバーがパッキンと折れてしまいました。これは簡単にパーツを取り換えて、ってな訳にはいかないダメージです。ABUファンの方はご存知でしょうが、サムバー式のレバーを破損してしまうと、リールのフレームごと一式変えてしまわなければなりません。プッシュボタン(新品では売っていないので、中古から取る…)を買って、カップを削り、それで対応(改造)することもできますが、それだと、サムバー式ではなくなります。しかも、フレームを交換しても微妙に形状が違っていたりして、上手く交換できない場合もあります。つまり、下手をしたらクラッチバーが折れただけで、買い替えという場合もあります。板金工並みの道具を持っているABUフリークの方ならパーツを自作と云うこともできるでしょうが…。

事の次第はこうです。深場のフグが渋々で浅場の根に移動して、こうなると根掛かりを避けられません。そんな時、「船長のアドバイス」にも書きましたが、仕掛けを引っ張っているだけでは根掛かりを外せません。クラッチを切って、一旦道糸を緩め、再度巻いてみます。それを数度繰り返すと、根掛かりを外せる確率が高くなります。で、何度目かの根掛かりの時、船が風で押され、道糸が伸びっ放しになり、こうなるとこのABUのクラッチはなかなか切れません。古いABUをお使いの方はお分かりでしょうが、ABUのクラッチを切る時、少し指でドラムを押して戻し、クラッチを切ります。道糸がピンとなってテンションがかかりっ放しの状態ではギヤが遊びを無くして(圧着された状態?)、クラッチが切れません。ですから、ドラグを緩めて対応しようとしていた時…。船長が私の竿を取り上げ(何時の間に近づいていたのか分からなかった)、「こういう時、引っ張っちゃダメだよ…!」って言って(私にそれを教えた事、忘れてる)、サムバークラッチレバーを思い切り親指で下げました。「アッ…!」という暇も、ましてやABUの癖を説明する暇もありません。

ハイ、サムバーは見事バキッ! 私も腕力に自信はある方ですが、船長はそれより腕も太く、あの親指で動かない状態のレバーを押し下げれば簡単に折れてしまいます。船長も、客のリールを壊したと云うことで、謝られましたが、これを責められるわけはありません。国産の今のリールならそんなことはないでしょう。ABUの特徴を言って、これは仕方がないですよ、と告げましたが、伝わったのかどうか…? ABUなんて使った事、無いでしょうから。船長からはお詫びとやらで「大原のイセエビ」を貰いましたが、逆にそんなの申し訳ない。

まあ、致し方ないことですが、これまでにも竿が折れたりリールが壊れた事はありますけど、同じ船で何度もそうした事に見舞われたのはフグ船だけ。しかも同じ船で…。渋々の釣果が続くのも…。かといって、これからは他の船で、というのは考えません。意味ないです。釣れる時は釣れていますから。

しかし、ここ2年くらい、フグ釣りではバッドな状態が続いています。日ごろの行いは良い筈なのに…。まあ、これも「フグの祟り」と、根拠のない事で片付けましょう(それにしても長い…)。肩の調子が良くなったら、またフグ釣りに行くでしょう。ヒラメもタイも。こんな事でメゲテいては船釣りなど楽しめません。帰ってからは、何とかリール修理の方法が無いかと色々調べましたが、リールのメカプレートを買って、カップの一部を削り、プッシュ式に改造するのが手っ取り早そうですが、サムバーには未練があります。新しいリールを買うといっても、別にリールはたくさんあるので他のを使えばいい訳です。実際、リールのクラッチがダメになった時も、予備のリールで釣りは続行していましたし。

それより、もっと調べて中古のパーツ(オールドABUのパーツは消耗品以外殆ど売っていない)を探し、もう一つリールを作るくらい楽しんでみますか。ニコイチ(二つのものの良い所だけを使って一個作る)です。釣りの楽しみはもちろん実釣ですが、そんな楽しみもあるのです。そのうち、リール(ABU4600C改)ができたら、それをコンテンツにでもしてみましょう。ジャンクの山になったりして。初期の頃のパソコンもそうでしたね。訳の分からないボードやパーツなんかがゴロゴロあったりして。

いずれ、「フグの祟り」も消えるでしょう(多分)。

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