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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

イカ釣り編 その2「んっ、根掛かり…? あー、来たぁぁぁぁ!」



イカ
ヒラメ同様、3連敗スタートのアオリイカ…。翌シーズン、また懲りもせず昨シーズンと同じ間口港は某船宿へ。相変わらずここの船宿は人気があります。朝暗いうちからもう駐車スペースが埋まっています。多くの漁港がそうでしょうが早朝(夜中)の駐車場は暗いです。ここは漁港の奥まったところに駐車場がありますので、それを行き過ぎると船着き場へ。そこから車が落ちたというのは聞いたことがありませんから、大丈夫なのでしょうが、駐車スペースが分かり難い。朝の漁港では、くれぐれもご注意を。人の姿が見えにくい事もありますから。もうみんな釣りの事で頭がいっぱいになって、注意力散漫状態ですし。

で、4度目の正直を期待してのアオリイカ挑戦ですが、なんか、気分がイマイチ。頭にあるのは去年の一日中、スカッスカッの空振りシャクリのイメージ…。どうにもあの美しいお姿のアオリイカが頭の中を泳いでくれません。船宿の座敷に寝そべって(ここは船宿の座敷が広い)出船を待ちました。やがて、出船の時間。船の釣り座に着き、エギを選びますが、期待を込めて今釣れているというピンク色。お願いします、と祈りを込めてタックルをセッティング。

ちなみに、シャクリ釣りの仕掛けについては前編で書きましたが、そのシャクリ方について最初はこのように教えられました。一定間隔でシャクるのも前編に書きましたが、まず竿のガイドは必ず風下に向けてやります。シャクッて戻した時に糸ふけが出ますから、ガイドを風上に向けていると竿に道糸が絡みます。そうすると、最悪の場合、次にシャクッた時、竿が折れる危険があります。実際、竿を折った人を見ました。それから、これは別の某船宿の船長が言っていますが、必ずワンピースの竿を使うように、と。2本継の竿ではアオリイカが掛かった時のシャクリで継ぎ目から折れる事があるそうです。まあ、竿を折ってくれるほどのアオリイカを掛けてみたいものですが…。で、シャクリ方ですが、これは素早く海面から頭上までスッと上げて、また海面に向かって斜め下に竿先を戻す。昨年はこれを一日、実践しました。

ポイントに着きました。船長から棚の指示がアナウンスされます。客が一斉にエギを海に放り込みます。青いのや赤いのや、イワシ色のや、ピンクや。それぞれの経験則や前回釣れたエギとか、何がしかのゲンを担いでの
色のエギが宙を舞います。そしてシャクリの開始。船長から指示されるのは中錘の棚ですから、棚まで道糸を送ったら、エギが沈むまで待って(5秒程度)シャクリます。この、エギが沈む時にアオリイカが抱きついて来て、次のシャクリでズンッ、と来るそうです。来たことないから分からない…。

相模湾から見える陸の景色を眺めながらスカッスカッとシャクリ続けています。釣れる人はもう釣っているようです。私にはまだ来ません。右手に持ち替え、左手に持ち替え、1時間くらいシャクっています…。やっぱり来ないのかな、と、弱気の虫が頭の中をうごめき始めます。マメな人はエギの色を次々と変えていきます。私、色を変える程の経験則と根拠もないのでそのまま。

とは言え、釣れた人のエギやシャクリ方には目が行きます。釣り師の当然の習い性。どうも釣れているエギはピンク系のようです。ちょっと元気が出てきました。で、そのシャクリを見ていると、あることに気が付きました。私は最初に教わったように、海面に向かって斜め下から頭上までスッと素早くシャクっていたのですが、どうも、釣れているベテランの方は、もっと短いタメのあるストロークで、竿をしならせるようにシャクっています。イメージで言うと、エギを海中で跳ね上げるような感じです。ふーん…。早速、真似をします。頭上までスッと上げていたのを、ショートストロークというか、ピッと言う感じで竿をしならせてシャクります。竿の動きというより、竿の弾力でシャクる感じです。

そうやっているうちに竿先がグッと抑え込まれました。ズンッというよりビッと何かに引っかかったような感じです。ん…? 根掛かり?いや、違います! 竿先に伝わるシュンと引き込む感触!おおっ、きたぁぁぁぁぁ! 思わず反射的にリールを素早く巻こうとしますが、船長から「ゆっくり巻いて! 身切れするから!」との言葉に慎重にマキマキ。シュンシュンと引き込まれる竿先。魚と違って首を振るわけではないので、ググッという引き込みではなく、とにかく縦に引き込んできます。

アオリイカハイ、上がっていたのは800g(後検量)のアオリイカ。この時期としてはまあまあの型だそうです。ウレシー、と騒ぎたくなるのをグッと堪えて、釣り上げたアオリイカを眺めます。本当に美しい色です。あまり眺めているとスミを吐かれそうなので、桶の中へ。桶の中は見る見るスミで真っ黒に。シャクリ方が功を奏したのか、要はエギを動かすアクションが重要なのでしょうか。もちろん色もあると思いますが。この後、二匹ほど同じような型のアオリイカを釣り上げて沖上がりの時間を迎えました。

イカの〆方はいろいろありますが、私は目と目の間の神経を切って〆ます。イカの神経系統は二つ別々にあるようで、少し外すとイカの左右どちらかしか白くなりません。イカ〆用のピックがあるといいのですが、持っていないので、もう一度ナイフで刺して〆ます。あと、袋(ジッパーが便利)に入れて、クーラーに水を入れず、氷にも直接当たらないようにして持ち帰ります。〆た後、水と氷に当てないのがイカの鉄則だそうです。

それはさて置き、来ましたよ、来ましたよ、アオリイカが。単純にシャクリ方を変えたのが良かったとは云えませんが、とにかく初アオリイカ! 釣れれば楽しい帰り道。渋滞もへのカッパ。単純な釣り師の心理です。

家に帰って早速刺身! 美味ーい! その日のうちに食べればコリコリとした食感が楽しめます。1日おけば、モッチリとしてきます。これは好き好き。煮物にしてもその身は柔らかく、サイコー! 皆が一生懸命竿をシャクってこのイカを狙う気持ちが分かりました。イカは釣趣より食味ですな。日本人は世界一のイカ好きだそうです。

しかし、釣りはやはり釣れている人を観察して真似る、というのが肝要ですね。まあ、人それぞれのこだわりというのはありますが、釣れなければあの手この手とやってみるのも釣りの楽しさ。

また、意味も無く、エギが増えそう…。それとも竿か…。

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