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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

イカ釣り編 その8「君はそんな所で一人、何してたの…?」



イカ
アオリイカ専門の私に「ヤリイカ行かない」ってお誘いがけっこうあったのですが、私、どうもあの「投入器」とやらへの苦手意識があったのでその都度、「あんな引きもしないもの(勝手に決めつけています)釣って、何が面白いの。タコと一緒で雑巾釣り上げてるようなもんじゃない(タコ、ゴメン)」と暴言を吐いてはお断りしていました。それ以来お誘いはきません、って、当たり前ですよね。もっと可愛らしく「投入器って、釣りの道具って言うより、武器みたいじゃない…。なんか苦手なんだよね、アレ…」とでも答えていれば、教え魔イカオヤジの誰かが、喜色満面で引きずって行ってくれたのでしょうが…。でも、それもイヤだし。

投入機この投入器を見ているだけで、アタフタとしている自分が容易に想像できます。長仕掛けとイカ角に絡まっているのは自分であるようなイメージが…。2本くらいのイカ角を手でソッと落としていくってのはダメなのかな?

てな事で、船釣り歴十ン年の中でもこのヤリイカはやった事ありません。しかし、ヤリイカは釣った事があります。この編の中にも書きましたが、何とアオリイカの外道で釣った事があります。しかも、胴長が40cmもある良型。ですから、一応ヤリイカはやったことあると言う事にしています。自分的には…。ダメ…?

しかし、改めて考えると、というか、その時の事を思い出しますと不思議な感じです。釣り場は引っ越し前でしたので相模湾まで行っていました。その日はまあまあの日で、型は出ませんでしたが数を楽しんでいました。もう昼に近い時だったと思いますが、中錘を投げて餌木を投げ入れ、仕掛けを沈み込ませていると何かフワフワとします。「…?サバ…?」な訳ないよな、と思いつつ、ヤリイカ釣りのポピュラーな外道がサバらしいので、餌木の角にも喰ってくることあるのかな? と。しかし4号餌木のあの角を喰ってくるサバなんて…。仕掛けの沈む気配がありません。リールを巻くと、軽い…。やっぱり、喰い上げ…?

ヤリイカもう、訳が分かりませんが、船長が棚を間違う訳もないしと思いながら、再投入しようと巻き上げていると急に竿先が曲がり、抵抗が…!「えっ…?」そしてピクピクとした明らかな生命反応!それもサバのような下品な反応(サバ、ゴメン)ではなく、ソフトな感じ…。とにかく、慎重モードで巻き上げるとイカのお姿が! しかも、ポッチャリしたアオリイカではなく、スレンダー系のイカ。慌ててタモ取り。なんとそこには、ヤリイカが…。その時の棚が23m位だったと思います。その途中ですから20m以内。そんな所でヤリイカが釣れるとは…。

天気は晴天でないにしても晴れですから明るいし、ヤリイカは普通、100m以上の暗くて深い所に群れていると思っていたのに、一人(一杯)、というか群も作らずにこんな浅場に…。その日、ヤリイカを釣ったのは私だけでした。船長が笑っていましたが、釣れることが絶対にない訳ではないそうですけど、珍しい事のようです。夜、浅場に来ることはあるにしても、こんな真昼間に一人で浅場にいるヤリイカ。なんか、会社サボって一人で悪い遊びでもしている奴のように(私じゃありません)、メスでも追ってここまで来て振られ、身投げならぬ、身上げでもしようとしたのか…。それとも、どこかで頭でも打って浮かんできたのか…。それにしては、桶に入れるとプシュープシューと元気一杯で、桶からミサイルのような頭が飛び出しそう。

「君はそんな所で一人、何してたの…?」と尋ねたくなります。元気いっぱいにプシュープシューと噴射しています。その日はアオリイカ八杯にヤリイカ一杯…。両方とも同じツツイカ目(アオリイカをコウイカの仲間だと思っている人がいますが、コウイカ目ではありません)。イカそうめんはスルメイカでしょうが、ヤリイカでイカそうめんを作ってみました。コリコリと美味しい! ついでにイモ煮も。これも美味しー!

それ以後、アオリイカでヤリイカが釣れた事はありません。人が釣ったのも見た事ありません。しかし、ヤリイカの美味さを知った以上、釣りに行かなければならない。ですが、あの投入機が…。

家で練習なんかしたら怒られるだろうし、外でやったら、近所の評判になるだろうなあ…。

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