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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

色々船釣り編 その10「タチウオ船で大お祭り大会! 悲惨…」



色々船釣り
タチウオです。タチウオは瀬戸内海でも当然釣れます。ただ、私の場合は投げ釣りとかではなく、知り合いのボートに乗っての夜釣りでした。竿は使わず、仕掛けは確か潜行板だったかと思いますが、板きれのような物にハリスを付けて餌はタコベイト。これを曳きながらボートを流していると、その潜行板なるものがクルッとひっくり返ります。どういう仕組みだったか覚えていませんが、そうなればタチウオが掛かっている、と。型はそれほどでもないのですが、夜、捕食のために海面まで群が上がってきているのか、数は釣れました。

タチウオで、船釣りのタチウオはやっていなかったのですが、タチウオの刺身が喰いたい、というモチベーションが湧きあがり、道具は既存のもの(ビシ竿)で対応できるので、速攻、湾奥の黄色い船に乗りました。ポイントの下浦沖には太刀魚狙いの大船団。なかなか壮観な眺めです。が、その中に入ると船同士のあまりの近さに驚きます。これじゃあ、よその船の客とマツッてしまうのでは…。とはいえ、縦に落としていく釣りですから、よほど魚が走るか、潮が速くなければ大丈夫だろうと思っていましたけど、頻度はどれほどでもありませんが、やはりけっこうオマツリの多い釣りでした。まれに、他船とのマツリも見かけました。まあ、そこは慣れた人たちですから、声を掛け合ってやっていましたが。

私は艫が取れたので、オマツリにはそれほど巻き込まれませんでしたが。水深は120m。外道でオニカサゴも狙える深さです。タチウオ自体は初めてではありませんが、船で狙うのは初めて。私、ビギナーズラックには縁が無いらしく、お初の釣りものではボウズの確率が高い。まあ、それは覚悟の上ですが。しかし、数投目でガガッと来るやや下品(タチウオには悪いのですが…)なアタリ。オッ!。イメージトレーニングはやってきました。すぐには合わせず、もう少し喰い込むのを待って合わせると…、掛かりました!

上がってきたのは、ナント、いきなりメートルオーバーの良型!やったね、初めてのビギナーズラック!しかし、その後もアタリはあるのですが、掛からない。うまく掛かっても水面でバラシ…。どうもこのタチウオ、取り込みの時によくバラすみたい。他の釣り人もけっこうバラしていました。口が硬いので針が完全に貫通していないらしく、最後のヒトノシでバラしてしまうようです。余談ですが、あまりにバラしが多いので、船長が「こうやって取り込んでね」と言って、常連さんの掛けたタチウオを取り込む時、見事にバラしました。悪いけど、ワロタ。

結局その日は最初の一発芸みたいな日で、7~80cm前後のタチウオを3本ほど追加し、終わりました。バラシの数は数えない…。

やってみると、なかなかに面白い釣趣でした。で、またあの引きと取り込みの練習のために翌週、連チャンで釣行。しかし、待てど暮らせど、タチウオ釣りの客が集まりません。なんと、私以外誰も来ない。で、ビシアジ船に乗り換えることになりました。なるほど、タチウオは幽霊とかいうらしく、群れがいたかと思えば、次の瞬間一気に消えてしまうそうです。その週は全く釣れず、客が集まらなかったとか。ビシアジやりながら隣のお客に聞いた話ですが、タチウオが釣れているという情報が流れると職漁船が朝早く、網でゴソッと獲って行ってしまうとか…。他の魚でもそういう事はありますわな。

で、今度は釣果情報を見て釣れ始めた事を確認して湾奥へ。

ポイントへ着くと前よりも密度の濃い船団。船も乗船率120%くらい。私は艫が取れなかったのでミヨシへ。やはり、釣れるとなると集まってくるんですねえ…。その日は潮がやや早い様子。私、マツらないように竿先を隣の釣り座から離して、サミング(スプールを親指で抑えて道糸のテンションをコントロールしながら糸フケが出ないように仕掛けを投入する、船釣りの基本動作)しながら100号の錘を沈めて行きます。で、ふと海面を見やると…、なんと隣の釣り客のPEラインがフケてきています。その釣り客、全くサミングをしていない!しかも、電動リールの自動送りこみでラインを出している(モーター音が聞こえる)。おいおいおいおい、こんな混雑で何考えてんだ!って言いたいところですが、多くの人がサミング無しでラインを海中に落とし込んでいます。ビックリ…。

オマツリその日は潮が速く、思った通り、船上は大お祭り騒ぎ。もう何人のラインがマツッているのか分からないくらい、グチャグチャ。船長も何とかしようとしていますが、数人はもうPEラインを切るしかない。私も、何十mか切る破目に…。もう釣りになりません。釣っている時間より、マツリを解いている時間の方が長い…。もう戦意喪失です。その日は小型3匹上げて、もう竿を仕舞いました。

メーカーさん。ホントに釣りを知っているの(失礼、釣り人側の問題かもしれませんが)、と思いました。仕掛けの投入にサミングは絶対!「自動早送り機構」って何!早く仕掛けが落ちたら釣れるのですか?あれは「自動ラインフカシ機構」です。もっと言うなら「自動オマツリ発生機構」です。勘弁してください。なんでそんなものがいるの?スペック競争?TVでやっていました。この機構を使うと仕掛けが何秒早く底に着くとか…。意味ねーよ!それに、船長もマツリ解きで汗流してるくらいなら、サミングの指示を出せよ!ほったらかしにすれば素早く仕掛けが底に着くって、リール買った釣り人は信じているのかいな…。

以前、館山の某船宿でオニカサゴ船に初めて乗ってそこの船長が、私の仕掛け投入を見て、「お、仕掛けの投入はシッカリしてるね」と言われた事がありました。要はサミングしながら、極力糸フケを避けているだけ。船長曰く、困ったことに意外とそれができていない釣り人が多い、とか。これは本当に問題です。

船長さんたち、サミングの大切さをもっと言いましょうよ。メーカーさん、できたら「自動サミング装置」とか「自動糸フケ防止装置」とか考えてください。机上のスペックなどいいですから。例えば、電動のモーター強化が何を起こしているかご存知?船のバッテリーを上げてしまうだけです。で、リチウムイオンバッテリーですか? それならいっそのこと、「大物自動釣り上げ装置」でも作ったら売れますよ。釣り人はなーんにもしなくていいって…。

本サイトの「船長の名言~」にも書きましたが、館山の某船長曰く「メーカーなんて、何も分かってねえよ!」とか。私、これは暴言、と思いますが、気持は分かる。

タチウオ船の大祭り大会以来、タチウオはやっていません。満船での中深場釣りも、やりません。船宿はPEラインの号数を落とすようにとうるさくはなりましたが、それよりも基本のサミング! サミングやっても糸フケが出るなら、錘の号数を上げればいいでしょ。

最近は前の車と接触しそうになると自動でブレーキがかかる自動車が人気だそうですが、全てが人間の五感、基本的なマナー、常識をことごとく鈍感にさせていくだけのように思えます。

今回はあまり愉快な話にはなりませんでしたが、本来的な釣りの楽しさを成立させるものが、違った方向に行っているような気がしてなりません。みんなで考えましょうよ。

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