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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

色々船釣り編 その24「マゴチの前にひれ伏し、茫然とする私…」



色々船釣り
私はマゴチ釣りを船からやった事はありません。専らボート釣りでやっています。ですから、本来は兄弟サイトの「ボート釣り」で書くべきかもしれませんが、これは沖釣りを楽しむ方にそれ程の違いはないことだと思いますので、こちらの方に書きます。

マゴチ釣りをボート専門で狙う理由は「その22」で書きましたが、要は魚餌でのマゴチ釣りをやりたかったからです。船からのエビ餌でのマゴチ釣りも全く興味が無いわけではなく、スズキ針のチモトにヒューズ錘を巻く「エビ餌用」の仕掛けも作ったのですが、結局、船でマゴチを狙う事はありませんでした。特にそれほどの理由がある訳ではありませんけど…。

で、ボートからのキス釣りで同時にマゴチが狙えますから、まずはそれでやってみました。マゴチ狙いでの最初の獲物はなんと「コウイカ」。しかも1kg近いけっこう型のいいヤツ。イカにとっては運が悪いことに(私にとってはラッキー!)、餌のピンギスに抱き着いて来て、合わせた時、見事にセイゴ針が足に掛かったのです。大変美味しくいただきました。

本命を掛けたのは確か3回目のボート釣行の時です。まあ、やっぱりマゴチは難しいのかなと思っていましたから、来れば恩の字くらいの気持ちで、自分で釣ったピンギスやメゴチ、イトヒキハゼを餌に竿を出して(置き竿)いました。

マゴチ釣り一応、船釣り経験はありますので、ボート店さんに潮通しの良いマゴチポイントを教えてもらい、それなりの作戦は立てていたのですが、そう簡単には来ません。最初に釣ったイカの時は、竿先の妙な動きに、「来た…!」と思って心臓がバックンでしたが。今ではマゴチのアタリとイカのアタリの違いは何となく分かります。イカは最初のアタリで竿先がフワーとした感じになったり、引き込み方もスンスンといった感じでリズムがあります。マゴチの場合は、ヒラメと同じで引き込み方が不規則です。ククックッククッってな感じで。

で、ついにその時が来ました。最初のアタリはホントに小さく、キス釣りをやりながらですから、見過ごしてしまいそうなアタリです。ボートの揺れと竿先の揺れがシンクロしていないような。その内に、ククックッと穂先が引き込まれます。もう、キス竿を脇にやって、その穂先を心臓バクバクで見つめました。「これ…、来てるよ…」。マゴチ釣りの要領はヒラメ釣りと同じなので、少し竿を送り出して、次の大きな引き込みを待ちます。「ヒラメ40、マゴチ20」といいますが、本アタリを待っている身にはどちらも「まだか…!」ってな感じです。マゴチが餌を離してしまう場合もありますから。

ようやく竿がグッと引き込まれます。しかし、勝手が違うとはこのことで、その引き込みが餌の魚を咥えているだけなのか、「真アタリ」、つまり、マゴチの口に入っているのかどうかの判断がつきません。2・3度グッと引き込まれた時、もう「博打!」と決めて、合わせを入れたら、竿先が海面に突き立ったまま戻りません。ウネウネッとくる魚の重い感触。「やったぁぁぁ!」とリールを巻き始めますが、水深は10m程度。すぐに魚は上がってきます。やり取りは竿先で。水面にウネッと姿を現したのは、ヒラメと同じような色の細い魚体(マゴチを海面で見るの、初めて…)。タモを入れます!

で、気が付いたらボートの上の目の前にマゴチがいます。タモ網の中でバッタンバッタンと暴れています。「マゴチだ…(当たり前です)」。正直、私、茫然自失状態です。お恥ずかしい話、竿が満月になってからタモでマゴチを獲るまでの記憶が無いのです。頭がトんでしまった状態。もう、ジッとしたまま、バッタンバッタンと暴れているマゴチを見つめているだけです。目の前のマゴチは楽勝で50cmは超えています。

釣り人の皆様、同様のご経験はないでしょうか? 私は、ヒラメ、マダイ、オニカサゴ、メダイ、マハタ、アオリイカ等々、そこそこの大物を初めて釣った時は呆けたような状態になります。それは、ムチャクチャ嬉しくて、心臓ドキドキで、もう小躍りしたいくらいの気持ちなのですが、それがもう頭の中で何が何やら状態になって、釣り上げた魚をジッと見つめるしかないという姿になるのです。

マゴチしかも、そのマゴチは、船長のいないボート釣りで、自分が釣った魚を餌に、自分でポイントを修正しながら釣った一匹なのです。なおさら感動もので、いい歳こいたオッサンの目に嬉し涙が滲みそうになるのです。写真を撮るのも忘れてしまいました。右の画像は、それと同じくらいサイズの、別の日に釣ったマゴチです。今では余裕こいて釣っていますが、その時は、頭が真っ白…。

あるプロアングラーがテレビ番組で同じような事を言っていました。初めてそこそこの良型を上げた時、感動で涙が出そうになるとか…。「やっぱり、そうだよなぁ…」。ヒラメ三連敗で始まった私の沖釣りは、四度目でやっとヒラメを釣る事ができましたが、その時も同じ気持ちで頭が真っ白になりました。「ヒラメって、ホントに釣れるんだ…」。

年がナンボだろうが、もう子供ですよ。それだけの楽しさ・感動を覚えられる釣りは、楽しい!

ボウズの時も、頭は真っ白になりますが…。

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