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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

色々船釣り編 その6「空飛ぶアジ!」



色々船釣り
私、ビシアジのタックルと仕掛けは一応揃えてますが「よし、ビシアジに行こう」と思って釣行した事はありません。ではなんで一式道具を持っているの?と言うと、久里浜にマダイ釣行する時、大津から出ますので、風が強いと下浦沖まで行けません。そうなると折角来たのに、と言う事で猿島辺りでのビシアジとなります。ですから、マダイ釣行の際はビシアジのタックルも持って行きます。

で、強風の日です。レインボーブリッジの表示板の風速はすでに10m。風速は軽く二桁までいくな…。「今日は出ないかも…」。少々ガックリ気味。それでもここまで来たので、船宿までは行きます。

アジやはりマダイ船は出ません。が、猿島辺りは風裏になるのか、比較的波も穏やかでビシアジ船を出してくれます。ハイ、今日はビシアジです。といういつものパターンなのですが、その日はさすがに猿島近辺といえども軽く10m近い風が吹いています。同乗者の中には、貸し竿でやればいいのに、130号のビシカゴだけ借りて、何故かマダイ竿でマンマやっている人がいます。まさか、ここでマダイ狙っているのかな…?見ていると、どうもビシアジをやった事が無い人の様です。多分、シャクれども底でビシは思うように動いていないでしょう。マダイ竿ですから。アジの場合は1m単位で棚を探り、ビシをキュッと小さく素早くシャクリます。だから硬いビシ竿なのですが、ヤワヤワのマダイ竿じゃ…。

それは置いといて、ますます風が強くなってきます。ビシアジはアンカーを降ろしての掛かり釣りなので船は比較的安定していますが、風が強いのはどうしようもありません。水深は50m程度でしたが130号のビシを使います。ですから道糸は縦に入って行くのですけど、人間の方が風に煽られます。帽子は飛んで、クリップが付いているから頭の後ろでバタバタと翻っています。咥えた煙草が飛んで行きそうになり、飛沫を被ると濡れた所から煙草が折れます。

海はウサギ(白い波)が跳ねまわっていますし、耳に風が当たってゴーっ!会話などできる状態ではありません。一応釣りはできるのですが、釣り人の集中力が限りなく0。マダイ竿の方は竿先が風に叩かれてアタリなど全く取れないでしょうね。硬いビシ竿を持っている私でさえ竿先が風に叩かれ、上手くアタリが取れません。かろうじてアタリを取って、仕掛けを上げてハリスを手繰ると海面から上がってきたアジが真横に風で流されます。大笑い。アジのぼり!

もう釣りをしているような気分ではありません。釣り上げたアジが途中、ハリスから外れて風で飛んでいきます。空飛ぶアジです! アジも初体験でしょう。空を飛ぶなんて。けっこうな距離を飛ばされていきます。周りを見ると他の人も同様な状態。アジのぼりに宙を舞うアジたち。

風は十数m。船長の判断でもう少しは風を避けられる浅根に移動。ここはクロダイを狙ったりする時期には入る事があるそうですが、浅根でビシアジとは…。ビシを錘に替えて根魚狙いで行こうかと思いましたが、もう気分的には釣り状態ではなくなっています。面倒くさいので、そのままビシを突っ込みます。

で、やはり根ですから、ビシと天秤を根がかりで一式ロスト。予備のビシで釣り続行ですが、釣れたのはカサゴ2匹。結局、何とか風に飛ばされずに取り込めたアジ数匹とこのカサゴがその日の釣果。当然、早上がりです。もう、全員戦意喪失ですから…。記憶が確かではないのですが、その日の最大風速は15m程度だったかと…、もっと強かったかな…。帰りに車がレインボーブリッジの上で、横風でヨタりました。

もう、笑うしかありません。何釣りをやりに行ったのか、もうどうでもいい…。釣り上げた魚が風で飛んで行くなんて、初めて見る光景。小型のアジなぞ、けっこう飛びましたよ。

海面で魚をバラす事はママありますが、宙を飛んでバラしたのは初めて。この話は以上。

短いですが。しかし、宙を飛んでいくアジを想像してみてください。その面白さが、この話の全てです。

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