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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

マダイ釣り編 その12「ヒトツテンヤマダイ 独り言が多くなったら、一人前…?」



マダイ
ヒトツテンヤマダイを続けているうちに妙な癖がついたような気がします。それは何か?「独り言」が多くなったように思うのです。もちろん一人釣行が中心ですから独り言くらいは多少言っているのでしょうが、この釣りを始めてから、実はフグ釣りでもそうなのですが、気が付いたら一人でブツブツ言っている自分に気が付きます。関連があるかどうか知れませんが、ヒトツテンヤで、ある程度釣果が安定し始めたころから、この独り言が多くなってきたような…。まあ、もともと三味線弾きはよくやりますが、独り言はあんまり…。

ヒトツテンヤマダイ右の画像、私の手が大きいのでマダイが小さく見えるでしょうが一応キロは超えています。ブツブツ言いながら釣り上げた1枚です。

本来、私が釣りに持っていたイメージはストイックなもので、アタリをひたすら待って、そこからのやりとりが楽しい。ですから、竿先を見つめている釣り人は物静かで、立ち居振る舞いも粛々としているというのがカッコいいと思っています。

しかし、です。「あっ…」とか「えっ…」とかは自然な反応として出てきますが、それは独り言ではありません。ヒトツテンヤマダイをやっている最中に「なーんか、今のアタリ変だよな…」とか、大合わせして空振りをくらい、「エッ、今ので掛からないのかよ」とか、「潮はいい感じなんだよなあ、なんでアタリが薄いんだよ…」とか、とか…。これは一人でしゃべっています。立派な独り言です。

ちょっと話は変わりますが、私、船の上ではあまり食事をしません。もちろん飲み物は飲みますけど、パンやおにぎりを一応持っては行くものの、食べているより釣りをしていたい。「次の瞬間に来るアタリ」をジッと待っている訳ですから、その目線を離したくないのです。ですから、そんな時は静かなものです。あまり物を食べないのはヒトツテンヤでもフグでも一緒なのですが、こちらは気が付くと何故か一人でブツブツ言っています。

何ででしょう? 一つ考えられることはこの釣りが「アタリ即合わせ」の釣りだからでしょうか。ヒトツテンヤやフグを始めるまではそれほど「アタリ即合わせ」といった釣りものはやっていません。似たような釣りに「ホウボウ五目」がありますが、これはそれほどポピュラーな釣りものではなく、好きな人たちが集まって船が出る時に紛れ込んで乗っていた程度です。これも「アタリ即合わせ」の釣りで、ホウボウが本命、ハナダイも来ます。たまにやると面白いので楽しんでいましたが、主にやるのはヒラメやマダイ、根魚、オニカサゴで、私としては非常にストイックなイメージの釣りものです。ですから、ルアーマン達の常にシャカシャカとした釣り(失礼)にはあまり興味がありませんでした。で、そのルアーマン達、見ているとけっこう独り言が多い。それと同じなのでしょう?

要するに反応しなければいけない釣りな訳ですから、喰い込ませる、とか、追い喰いを待つとかいった、ワンテンポの間合いがある釣りとは違います。常にアクションをかけて即反応する。ヒトツテンヤとかフグもそんな釣りで、これまでやってきた釣りとはやはり違う。その反応の連続の中で、自分のやっている事、感じていることが自然に言葉、つまりフレーズとして出てしまうのだと思います。タイミングを取るための予備運動のようなものでしょうか?

まあ、考えながらやっていると云う事なんでしょう。で、ひっきりなしにアクションしているものだから、都度都度、それに対して言葉が出てくる…。別に悪い事ではないと思うのですが、ブツブツ言っている自分が可笑しくなってきます。「今の、ちょっとタイミングが早かったんだよなあ…」「潮色が良くないから蛍光かなあ、でも光物はあまり使いたくないし…」「やっぱ、カブラの方が自然な感じでフォールするような気がするなあ…」「うわ、あれで掛かんないのかよ!」。「ちょっと投げて、カーブフォールでストライクゾーンにテンヤを入れて…」。まあ、自分が横で聞いていたらやはり少々うるさいでしょうな。別に周りの方々に迷惑をかけている訳ではないと思いますが…。やっぱ、うるさい…?

で、ある日テレビで釣り番組を見ていたら、外房をフランチャイズにしている某鈴木氏が、「ヒトツテンヤは独り言が多くなるんですよ」ってなことを言っていたのを聞いて、大笑いしました。同じなんですね。氏が言うには、やはり、微妙なアタリに常に構えて合わせを取る釣りだから、やってることが口に出てしまうのだそうで…。

んー、そうだよな。と得心が行きました。個人的には、置き竿コマセマダイのように、竿先をジッと見つめて無言でアタリを待つ釣りのストイックさに美意識を持っていたのですが、どうもこれは同じマダイを狙っていても、違う釣りをやっているという事です。カワハギも常にアクションしていますが、これは即合わせではありません。即合わせと言う反応の面白さがこのヒトツテンヤやフグの楽しさなのでしょう。自分がルアー釣り的と感じていたのはこの点なのですな。

これがきっかけになってルアー釣りに手を出したら…。それだけは食い止めねば。また、道具が増えてしまう…。

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