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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

マダイ釣り編 その17「浅場のマダイ、元気印でガンガン引く! 」



マダイ
ヒトツテンヤマダイ痛めた肩がまだ調子悪いのですが、釣りを我慢するのにも限度があります。ってな事で、先月はイサキ釣りを強行し、シャクリまくって、また肩の調子が…。根魚やコマセマダイとか、置き竿でもやれる釣りに行けばいいのに、この時期の白子を抱えたイサキは見逃せません。で、今度は浅場のヒトツテンヤマダイ。肩に悪い釣りばかりですが、釣りものは食欲で選びます、私は。

某大原は沖に50m以上の良ポイントがありますけど、夏の時期は浅場のマダイです。20m以下で、もっと浅いポイントは何と7m程度…。これくらいの深さでマダイが来ます。当然大原ですからヒトツテンヤマダイ。浅場なので型は望めませんが、上手くいけばツ抜けも。数釣りができるのも魅力ですけど、何といってもあの浅場故の引きです。掛けた時から上がってくるまでガンガン引きます。思わず「良型!」なんて思っちゃいますが、まあ1kg以下が相場です。大型のマダイは浅場には上がってきません。何といってもこれから大きくなろうとしている小型・中型のマダイですから、食欲は旺盛、青物並みのスプリントを見せます。その引きの楽しさを味わえるのは夏の今!水温が下がってくると深場に落ちて行きます。痛めた肩もなんのその、一路大原へ!

しかし、風が何故か北寄りに…。この時期に北風が吹くのは珍しいというより、おかしい。台風も来ていないのに。太平洋高気圧は何をやっとるのだ!と文句を言っても仕方なし。天気図を見ると、太平洋高気圧は南の方へ下がっています。で、北の方に低気圧が。しかも、小さいとはいえ外房沖に局地低気圧発生の予報。不安な要素が頭の中に…。コチャコチャとした波(船長はこう表現しますが、周期の短いうねりに風の波が加わって、海がまさにコチャコチャと騒がしくなります)、水温の低下(絶対的な水温ではなく温度の変化。一晩で1℃水温が下がると魚の活性が下がります)、逆潮で潮が澄んだらウマヅラの猛攻が(逆潮は北から南に流れる潮、反対は真潮。大原の漁師言葉?)、風は北東で「ならい」(房総の方は「ならえ」とか「なれぇ」とかって発音します。これが吹くと海が荒れる予兆とか…)、これもちょっとよくない、あれこれ色々と「釣れない理由」を考え始めます。

冷パン定刻に河岸払い。夏ですから餌の冷凍エビ(冷パンと呼ばれています。語源不明)を溶かすのに苦労はしませんが、冬の場合は早めに水に漬けて溶かしておきましょう。ポイントに着いてカチカチの餌では時間をロスします。ポイントに着きます。海況は思ったほど悪くも無く、やはり短い周期のウネリと風でややコチャコチャ状態でしたが、大原では凪の部類。潮もそれほど澄んではいません。薄濁り程度。ただ、やはり北風が夏の雰囲気を壊していました…。それはさておき、17mのポイントからスタート。二投目で早くも来ました! 型はともかく、やはり引きます。楽しーっ! 船中最初の一匹です。

本カサゴこれはそれほど条件も悪くないぞ! ってな感じで、釣り開始一時間で中型マダイ三匹! おまけに良型のカサゴ、本カサゴです。ちなみに、カサゴには本カサゴとウッカリカサゴがいますが、本カサゴは右の写真のように背中の方には白い斑点が無く(少しはある)、黒くなっています。ウッカリカサゴはこの斑点が背中まであり、大体、こっちの方がよく釣れます。本カサゴはやや珍しい。本カサゴはせいぜい30cm止まりですが、ウッカリカサゴは2~3kgくらいまで大きくなります。大原ではハチカサゴと呼んでいますが、ウッカリカサゴとハチカサゴは違うという説もあり、この辺りは諸説紛々です。

マダイで、開始一時間で三匹のマダイを上げたのはいいのですが、後が続きません。潮が止まってしまいました。中盤に遊び相手をしてくれたのはショウサイフグ。ヒトツテンヤマダイでは、まあ、餌取りですが。今日はもう本命を三枚上げたので、私、ショウサイフグは全てリリース。しかし、よく釣れます、フグは…。渋い時間が続きます。途中、マダイらしきアタリはあるのですが掛からない…。やはり喰いが浅いのか。ちなみに、私はいつも即〆主義ですが、この時期、マダイが釣れたらすぐに〆て(目の後ろの柔らかい所が急所。ここにナイフを入れて即〆)、エラを切って桶で放血させたら、すぐにクーラーに仕舞いましょう。美味しく食べるためです。

船長、更に浅場への移動を決断。大移動です。走りに走って着いたポイントは、なんと7m…。船長が慎重にポイントを探ります。これくらいの深さなら二号か三号位のテンヤでいけるのですが、私はいつも六号でやりますから、そんな軽いのは持っていないし、これほどの浅場は初めて…。六号だと気持ちよく底がコンと取れます。何度かそこで流し替えをしますが、渋い…。もう、仕舞まで残り一時間を切りました。船中パッとせず、釣れるのはやはりショウサイフグ。こいつらはやる気満々です。

ほぼ諦めかけた時、竿がいきなりガンッと叩かれます。来ました!この深さですから、マダイとは思えない走りっぷり。やった事はありませんが、バス釣りってこんな感じなのかな、って思うくらいにマダイが走り回ります。中型マダイ、ゲット!結局、ここで二匹追加し、今日の釣果は中型マダイ五枚。まあ、最初に懸念していた海況を考えれば、満足。どうも、この日はこれで竿頭だったみたいです。例年だとツ抜けは固いのに。やはり日並でしょうか。

釣果はさておき、浅場のマダイはエキサイティングです。分かってはいても思わずキローオーバーか! と期待してしまうような引きです。ガンガン、最後まで来ますよ!深場の少々ストイックな感のある釣りに比べたら、スポーツ・フィッシングです。ルアーマンでも楽しめるのでは(ルアーマンの方が上手かったりして…)。

今日の獲物型はともかく、まあ、五匹いればマダイのフルコース(刺身、松皮造り、鯛めし、塩焼き、アラ煮等々)は十分に楽しめます。実際、美味しいのは「目の下一寸(※諸説あり)」といわれるこのサイズです。まあ、大型釣りはステイタスのようなものだと思いますが、私は美味しいのがいい! やや渋い一日でしたが、思ったほど海況も悪くはなく、浅場のマダイの引きと美味しいマダイ料理を堪能できました。

オススメですよ、夏の浅場のヒトツテンヤマダイ。

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