TOPへ戻る

房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

マダイ釣り編 その20「ボウズの日には、ボウズ鍋 」



マダイ
クーラー釣り師とボウズは中々、縁を切る事ができません。お友達のようなものですけど…。嫌っても仕方がないのですが、今更好きになる事も…。今でこそボウズを喰らう事は少なくなりましたが、船釣りを始めたころはよくお付き合いしてくれました。まあ、ビギナーズラックという言葉はありますけど、最初の頃の釣りものは中々上手くはいきません。マダイもヒラメ(3連敗…)も、オニカサゴも最初はボウズでした。

私は「食べたくて」釣りに行きます。ですから、釣りものは「その時に食べたいもの、その時が美味しいもの」で決めます。夏は釣りものが少なく、ほぼ、マゴチかキス、イサキ、時々根魚といったところをポチポチと楽しみますが、冬は張り切ります。何故か?

それは、「鍋」があるからです!個人的に、冬の釣りは「至福の鍋ネタ」の釣りです! マダイにフグに、オニカサゴに、カワハギも鍋でいきます。私の好みで行けば、鍋ネタで一番美味いのは「マダイ」! しかも、大マダイではなく、800g位から1kgちょっとのマダイが一番美味い。よく、「目の下一寸」といいますが、マダイの目の下からちょうど一寸あるくらいのサイズが、食べごろというか、何にしても美味しい。ヒラメなら1kgちょっとから2kg前後が美味しいですね。ただ、ヒラメはシャブシャブで楽しむという手はありますが、刺身にムニエルが定番で、鍋には少々不向きです。が、ヒラメのゲストでたまに来るマハタやホウボウはもう鍋ネタです。ホウボウは胸から下に小骨が無いので、食べやすく上品な鍋ネタになります。マダイに次いで美味い鍋ネタは「オニカサゴ」。これは大きさに関係なく、とにかく美味い!お次は「フグ」! これは文句なしです。雑炊にして一番美味いのはフグでしょう。

で、このフグですが、鍋にするならサイズは関係なく美味いのですけど、話は逸れますが、刺身にして美味いのは意外と小型のものです。釣りもので狙うのはショウサイフグで、最後に船宿でボウミに捌いてもらい、親指位のサイズになったものがけっこう美味いのです。尺近くのフグも、もちろん美味しいのですが、刺身にするとちょっと大味な感じで…。うちでは小さなものを刺身にして、大き目なものは鍋と唐揚げで楽しみます。書いている最中に涎が出てきました…。

あと、カワハギも鍋ネタです。しかし、数匹しか釣れなかった時は刺身と肝和え優先です。オニカサゴやマダイは、例えば一匹しか釣れなかった時、身を大名おろし(大雑把に捌いて、骨に身を残す)の刺身にして、そのアラで鍋を強行します。これでも十分に美味い(身は殆ど無いですけど…)。フグは鍋好きの救世主ですね。ありがたい事に、ボウズが無ーい(可能性はありますけど…)!もうフグは鍋が最優先です。仮にン匹で、刺身か鍋かと迫られたら(誰が迫る…)、迷うことなく、鍋!

冬に根魚五目をやることはあまり無いのですが、ゲストでカサゴやハチカサゴが来れば、これも嬉しい鍋ネタです。もちろんマハタが来ることもあります。ハチカサゴは身がちょっと固いので、一晩寝かせて鍋にします。刺身にするなら、皮を残して湯引きにすれば、身が柔らかくなって、美味しくいただけます。オニカサゴ狙いの時にくるユメカサゴ(ノドグロ)ですが、これは小さいですけど、一級品の鍋ネタです。あと、ドンコです。慣れていない人はそのナマズのようなお姿にドン(コ)引きするようですが、これも知る人ぞ知る鍋ネタです。肝を一緒に煮込めば、絶品! 肝に味噌を混ぜて擦りつぶし、鍋のダシにしても美味い!

…と、釣りの話がどこかに飛んで行きましたが、これは大事な事です(何が…)。たまに海が悪く、不運にもボウズを喰らってしまったら、この鍋にはありつけません(当たり前)。帰り道にお店で鍋ネタを買うなど、釣り師のプライドが…。今でこそ房総半島中心に船釣りを楽しんでいますが、かつては三浦半島や伊豆半島へも竿を担いで遊びに行っていました。この辺りでボウズを喰らうと、帰りの道がなんと遠い事か…。思わず小田厚バイパスで飛ばそうものなら、即、覆面パトカーが提灯付けて追いかけてきます(ご用心)。ボウズで切符切られると、世の中すべてが敵のように感じられるものです(私だけ?)。

ボウズ鍋しかし、疲労困憊で、重い重い「空の」クーラーを下げて帰ってきた時、心を温めてくれる鍋もあるのです。鍋ネタを当て込んで用意していた鍋素材…、だけの鍋!名付けて「ボウズ鍋」! 鍋ネタが何もない鍋です…。この鍋を喰らいながら、「おのれ、次こそは…!」と、その日の楽しい釣りを振り返ります。ハイ、そうです、ボウズのペナルティーのようなものです。右上の画像、鍋がまるで「ボウズ」そのものではないですか。次の釣りへのモチベーションを鍋ネタに、シンミリと味わいます…。

…ってゆーか、これって、ただの「湯豆腐」ジャン。そうとも呼びます…。ボウズ(鍋)の話でした。

マダイ釣り編 目次へ





アクセス数ベスト5コンテンツ
★船釣りあれこれ 魚の〆方:野〆について
★ヒラメ釣り編 その4「ヒラメは活餌しか喰わない? いいえ、喰います」
★船釣りあれこれ フグカットウ仕掛け 自作
★ヒラメ釣り編 その6「前アタリ、本アタリ、そして真アタリ」
★船釣りあれこれ 「船長の名言・迷言・暴言」



「釣り」テーマ以外の運営サイト
趣味&雑学&ハウツー運営サイトPR
「ボート釣りを楽しむ」サイト
ボート釣り リンク
「釣った魚を美味しく食べる」サイト
「簡単魚料理」 リンク
■サイトポリシー ■プロフィール
■お問い合わせ
Design by Megapx / Template by s-hoshino.com
Copyright(C) Nasamuk All Rights Reserved.