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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

マダイ釣り編 その4「釣りたけりゃ、釣れるまで行け! …ってか」



マダイ
キロマダイを釣った勢いで、久里浜通いが続きました。しかし、そうそう「柳の下のドジョウ」ならぬ「久里浜のマダイ」は簡単に釣れてはくれません。何度か行って改めて「難しい」と感じたのは、久里浜の海底の地形なのか、ここはそれほど距離のない沖からいきなりズドンと深くなっているらしく、その深みへ落ちていく駆け上がりと言うか、ゴルフで言うノリ面のようなところを「エンジン掛かり」とやらで船から狙っていきます。分かりやすく言うと、道糸が常に斜めに入っているような状態。近くが浦賀水道で、また潮の早いことで有名な走水があり、潮の速さはお墨付きです。最初はそれほど何も考えなかったのですが、次第にこの「斜め」の釣りが難しく感じ始めました。とはいえこれも大マダイを上げるための試練と割り切って、ビョンビョンと穂先が揺れる長竿のキャロナックでコマセを撒き撒き。

しかし、やり辛い。ここで一大決心。手持ちで行こうと。予備竿に、これも今となっては古き良き竿のフェアウェイ(知っている人、いるかな?)に変えて、棚をマメに探っていきます。ちなみにフェアウェイは某アルファの竿でキャロナックと同じ印籠継ぎの竿。遠目に見るとワンピースに見えるほどのパラボリックアクション。この竿はコストパフォーマンスも高く、かなり気に入っていたのですが、不幸な運命を持った竿で、持っていた2本の竿のうち、1本は外房でキントキの猛攻に会って(それはそれで楽しいのですが)、まさに「キントキの万力」でボキッ!もう1本は盗まれてしまいました。

それはさておき、久々の手持ちのマダイ釣り。波も比較的穏やかですが、潮の流れは速く、道糸は斜めのまま。シャクリ難いんですよね、これが。その日はけっこう大流しで船長はポイントをあまり替えません。期待にワクワク。しかし、船中、アタリ無し。棚を上げてみたり、落とし込み風にやってみたり、あれこれやりますが、来たのはトラギス。どうも、底に行き過ぎているみたいです。思い切って高い棚を狙いたいのですが、これが意外と踏ん切りつかない。大マダイは底の方で慎重に餌を捕食しているイメージがありますので。

狙うのは2キロオーバー。あわよくばそれ以上。めったにやらない手持ちのマダイ狙いなので、腕が疲れてきます。周りを見るとそこそこの船団。その中で私がいやなライトブルーの船体が。久里浜港の某〇〇六です。私、どうもこの船と相性が悪いようで、乗船した時はツルッパゲ。他の船に乗っていても近付かれたときには釣れない。失礼、別に恨みはありませんが、相性っていうか、ゲンというか。誓って言いますが、別に何か恨みを持っているわけではありません。しかし、ゲンというやつはどうしようもなく「ありゃま、今日もダメかなあ…」なんて思っていると、そのライトブルーの船が離れていくではないですか。オッ…。ちょっとホッとする私(〇〇六さん、失礼)。

しかし、それはそれとして、船中渋い時間が過ぎます。これなら、船長、少々下浦寄りに移動するかな、と思っていたのですが、動く気配は無し。

天気も好く、マッタリとした時間の中、その時(いつもアタリが来るときは、その時!、何ですよね)、竿先がググンと海中に引き込まれ、ドラグが滑ります。オッ、キター! マダイは最初の突っ込みが強烈。青物以上かも。竿のしなりとドラグで交わします。が、なかなかに元気でリールを巻けない。大マダイかも!とは思っても巻けないアセリに思わずポンピング。船長が私の竿のしなりを見て怒鳴ります。「ポンピングしないで!巻ける時に巻けえ!」、とか…。自分でも分かるへっぴり腰で竿を立て、ドラグを滑らせながら巻き巻き!「あと、何メーター!?」船長がまた怒鳴ります。あと10mくらい。

船長がタモを持ってやってきます。「これは良型!」を確信しました。ここの船長は大型しかタモ取りしてくれない。余談ですが、けっこう引きの強い中マダイを掛けた時、「船長、タモ!」って言うと、タモを投げてくれました…。

潮が早く、なかなかコマセカゴが回収できない。船長、タモでコマセカゴを引き寄せ、ハリスを手繰り、ザバッとタモ取り。

2キロオーバーマダイタモに収まったのは後検量で2.2キロの(中)マダイ。ついに2キロオーバー!やった!

しかし、一連の取り込みを考えると、釣ったのって私?船長曰く、「アンチャン、良い型じゃねえかよ!」。確かにそうなんですけど…。嬉しいのは嬉しいんですが、何か心に引っかかるものが…。まあ、ここの船長は、良型が来ると、大体自分でハリス引っ張ってタモ取りしちゃうけど…。

こうして私のマダイ釣果も更新していきました。が、オニカサゴと一緒で、未だにこれより大きいのが来ない。キロオーバーはそれなりに来るのですが。やはり、運というのは一定の量があるのでしょうか…。

しかし、なんとも美味いマダイでした。マダイの美味さには個体差があるようですが、こいつは絶品!だから、何だかんだ言っても、またマダイを狙いに早朝から車を飛ばして久里浜に向かいます。マダイは美味いんですよ! 


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