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房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

根魚釣り編 その10「何、今の…?」



根魚
某大原の根魚釣りに通い始めたばかりの頃です。やはり釣りの原点は五目。面白くて一時期は毎週のように通っていました。今でこそ魚のアタリで大凡これは何、って多少は分かるようになりましたが、その頃は当然、船釣りを始めて間もないころの事ですから、殆ど何も分かりません。

よく表現されることですが、アジのアタリは「クンクン」、カワハギは「カンカンッ」、シロギスなら「プル、プルル」、カサゴは「ガガッ」、サバは「フワッ(喰い上げてきます)」とか。イサキは「クククク、クックッ」。根魚の五目で言えば今は何となくわかるようになりました。ポピュラーな所ではキントキが「ククッ、グイーン、クッ」ってな感じで、カサゴも大きなものになると「ググググッ、グッ」、ハチカサゴはオニカサゴのアタリを少ししつこくしたような感じで「クッ、クッ、クイッ、クー」、マハタはいきなり「グンッ、ガガガ」です。メダイもいきなり「グーンッ」です。黒メバルは「ククククク」と連続的で小刻みなアタリ。時折来るヒラメは、ヒラメ専門釣りの時とは違い、いきなり「ガッ、グイーッ」と来たりします。まあ、あくまでも感じですから、人によって当然違うものだと思います。

「あ、カサゴだ!デカイ!」と言って、キントキが上がってくることもあります。何か、ゴルフで言えばパターをコンと強く打ちすぎて「アッ!」と声を上げたら、カップイン…というような気恥ずかしさを感じたりして。黙ってりゃいいのに…。

で、まだそんな感覚が殆どない時に、時折訳の分からないアタリが来たりします。もちろん根魚に限った事ではないのですが。竿がいきなりグイーッと持って行かれて、ドラグが滑り出し、しばらくすると抵抗が弱くなってリールを巻くとまたグイーグイーッと引き込まれる。で、なかなか上がってこないので痺れを切らしてドラグを締めると、ブツン! はい、それまで。時にはグイグイ引き込まれ、耐えているだけで何もできないうちにバラして、仕掛けを上げてみると針が伸ばされていたり。

海当然それなりの魚なのでしょうが、「何、今の…?」です。釣り人が少ない時、船長が竿を出すこともありますが、その船長の竿に何か大物が掛かって、やり取りもむなしくブチッってな事もあります。慣れている船長のやり取りにも関わらず上げられない魚ですから、大きいのは間違いないのですが、「今の何でした…?」と聞いても、返ってくるのは「上げてみなきゃネ」。で、更に言われたのが、このサイトのトップに書いてある「海の中の事だからネェ」という言葉。確かに…。

あれこれ想像はしますが、如何せん、そのお姿を見ない事には…。その船長、仕掛けは違いますが、10kgオーバーのマグロや、それに近いくらいの大マダイを上げています。大原の根魚仕掛けは、時たま来る大物に備えて、ハリスで4号・5号のけっこうヘビーな仕掛けを使いますが、それでも切られる時は切られます。根ズレかブチ切られたかは切り口を見れば分かります。根ずれの場合は切れた前後がザラザラとしていますが、ブチ切れた場合は切り口が弾けたようにササくれています。余談ですが、フグやサメならスッパリとキレイに切れます。

一度、メジマグロ(船長がそう言ってました)を隣の人がかけた時、もう何もできません。いきなり道糸が沖に向かって一直線に引き出されていきます。とにかくズーッと道糸が引き出されて、その釣り人、道糸が無くなりそうなのでドラグを占めた途端、プツン…。変な表現ですが、見事なものです。どうしようもないとはまさにこの事。

船釣りで初めてノされそう(魚の引きに竿が上げられない)になったのもこの根魚の時です。その頃は竿の調子を試行錯誤でアレやコレやと変えながら楽しんでいたのですが、その時はかなり硬めの竿を使っていました。いきなりグイーッと縦に竿が引き込まれ、引きの強さもさることながらとにかく重い! それほど暴れてはこないのですが、明らかな生命反応!魚です。慎重にやり取りしようとするのですが、竿が思うように操れない。何とか残り10m位までは引き上げたのですが、お姿はまだ見えず。あと少し!と最後の踏ん張りで竿を起こそうとした時にブツッ…。かなり悔しかった。逃した魚は大きいと言いますが、何だったのか分からないのがとにかく気になって悔しい。まあ、姿を見て、それがGOODな魚で寸前バラシだったらもっと悔しいのですが…。

釣りにバラシは付きものとは言え、誠に悔しいものです。大マダイか、大ヒラメか、ヒラマサ、シイラ(たまに根魚釣りで上がってきます)か…。それとも…。まあ、そんな時は多分皆さん同じだと思いますが、「サメだな…」で済ましてしまうのが予定調和的な諦め方です。はい、サメサメ、サメでしたぁ。

しかし、帰りの車の中では悶々とします。「何、あれは…?」。答えは永遠にありません。まさに「海の中の事だからネェ」ですわ。それが、釣りの面白さ…、と素直には思えねぇ…。要はバラシだし…。

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