TOPへ戻る

房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

オニカサゴ釣り編 その13「アタリが来たぁ! ん…? こんな時に!」



オニカサゴ
船はオニカサゴのポイント、館山湾沖に向かって走っています。東京湾は浦安からの出船。ご存知、黄色い船です。大凡航程は、風にもよりますけど1時間半は軽くかかります。この辺り、釣り師の悩ましい所なのですよね。船でポイントまで行くか、車で南房総の船宿まで行くか…。船で行けば、当然途中はキャビンで寝転がって行けます。車で行くと、朝は早いわ、高速料金・ガス代は掛かるし、なんせ、寝転がって、という訳には行きません。では、単純に、時間がかかろうとも船で行った方が楽ジャン、と思われるでしょうが(オニカサゴ狙いをやる人には分かりますよね)、ハッキリ言って、釣れる確率は南房総の船宿の方が高い。しかも、釣れている宿を狙って行けます。湾奥からオニカサゴ船を出してくれる船宿って、他にあったかな…?隣の緑の船団を誇る船宿はオニカサゴ船は出しません。少なくとも富津辺りまで行かないとオニカサゴ船を出す船宿は無いでしょう。

釣り船しかし、金曜の夜の帰宅が遅くなると、どうしても浦安の出船時間が魅力的です。朝の7時。南房総だと朝の5時くらい。フラッシャーサビキを合わせて楽しもうと思ったら、なんと出船時間は3時半…。もう早起きというより、草木も眠る丑三つ時にコソコソと、ご近所迷惑にならないよう車のエンジン音に気を使いながらGO! という事になります。昨日はどうにも早く帰宅する事ができませんでした。アタフタと釣りの準備をしてすぐに寝ても、ちょっとキツイ…。って事で、浦安から黄色い船で出船!

海は大人しく、これならやり易い釣りになりそう。船長がポイントを丹念に探って、「ハイ、やってください」のアナウンス。この第一投目の瞬間が、一番船釣りで心躍る瞬間です。帰りの船では、どんな気持ちになっていようとも…。水深は110m程度。錘はいつもここでは120号ですね。南房総の船宿から出ると、標準で150号、時には200号の錘を背負わされる事がありますから、120号くらいだと楽。船長が海底の地形をアナウンスしてくれます。「ハイ、ここから10mくらいのゆるい駆け上がりになりますから」。と、それを極力イメージして竿とリールを操り、オニカサゴの口元に餌のサバの切り身がフワフワと落ちていくようなイメージ…、でやっているのですが、反応も何もない時間が流れて行きます。

余談ですが、私はまずオニカサゴの餌は船宿の餌か、もしくは朝方サビキで釣ったサバを切り身にして使います。以前、ヒイカやイイダコ(アナゴも使ったかな…?)など、特餌を持ち込んだりしていましたが、ハッキリ言って釣れた事がありません。オニカサゴはサバ身の餌と決めています。特に、朝一で釣ったサバを捌いて餌にするのが一番、だと思っています(人間が見ても美味しそう…)。これが、オニカサゴの目の前にヒラヒラと落ちてきたところに、バクッと…。

来たぁ! やっとアタリが来ました。ク…、ク、クク…、ククン、てな感じです。聞き上げるように(強く合わせるとバレます)竿先を立てて5mほど巻き上げます。感触としてはオニカサゴであることを確信! 電動リールで巻き上げにかかります、電動リールで…。ん…? 電動リールのスイッチ、オーン! ん…?何…? 「えっ…! 動かんではないかぁぁぁ!」。電動リール、液晶画面の明かりは点いていますが、巻き上げのモーターが動かない!「おぉぉぉぉーい!動けよこの野郎!さっきまでは動いていたじゃねえか!」、と、心で叫べども、電動リールはウンともスンとも…。もう、手巻きしかありません。が、電動リールのギヤ比は低いのです。手巻きリールは5以上ありますけど、電動リールは、あっても4かそれ以下…。巻いても巻いても上がってこないような感じです。オニカサゴはデッドスローで良いのですが、手持ちだとハンドルを回すたびに竿先が暴れます。ではロッドキーパーにかけて、と、アタフタしていると瞬間的に糸のテンションが緩んで…、イヤな予感が。ようやく、50m位まで巻き上げたところで、ここでオニカサゴの引きがクィンクィンと来るはずなのですけど、来ない…。それどころか、軽くなったような…。

電動リールハイ、バラしたようです…。電動リールが動かずに慌てていた時に、道糸のテンションが無くなり、その時、オニの反転で針が外れたのでしょう。泣きそー…! 右の写真の電動リールがその犯人です。リョービの最後の名機、アドベンチャーVS600L! 形に特徴がありますが、特筆すべきはレバー式のドラグ。とにかく使いやすい電動リールです。このリール、胴体の横の蓋を開けてスプールが引きぬけるのです。モーターは取り外す事ができて、そのスプールの中に挿し込むタイプです。なかなか便利(複数の道糸がスプールごと簡単に交換できます)。しかし、原因はそこにあったのです。スプールを収めてモーターをセットした時…、どうも固定が甘かったようです。要するに、次第にモーター部分がズれて、本体との接触が不良となったことが原因でした。家に帰ってモーターのズレを直すと、快調に動き始めました。「あんたが悪いんだヨーン」と言わんばかりに…。

船上で暗いのは私だけではありませんでした。船中、渋々の日でした。となると、船長は流し替えの頻度を上げます。そのたびに「ハイ、上げて」のアナウンス。ギヤ比の低い電動リールを手巻きで、100m以上の海底から仕掛けを巻き上げます…。もう釣りではなく労働です。腕はパンパン、心が折れました…。結局は本命、ボウズ。慰めるようにユメカサゴが数匹。悲しー!

釣り師の皆様、道具のメンテナンスには万全を期しましょう。コードが切れる事だってありますし。私はそれ以来、電動リールの予備に手巻きではなく電動リールをもう一つ持っていく事にしています。釣りにならーん! ではないか! 。シクシク…。


オニカサゴ釣り編 目次へ





アクセス数ベスト5コンテンツ
★船釣りあれこれ 魚の〆方:野〆について
★ヒラメ釣り編 その4「ヒラメは活餌しか喰わない? いいえ、喰います」
★船釣りあれこれ フグカットウ仕掛け 自作
★ヒラメ釣り編 その6「前アタリ、本アタリ、そして真アタリ」
★船釣りあれこれ 「船長の名言・迷言・暴言」



「釣り」テーマ以外の運営サイト
趣味&雑学&ハウツー運営サイトPR
「ボート釣りを楽しむ」サイト
ボート釣り リンク
「釣った魚を美味しく食べる」サイト
「簡単魚料理」 リンク
■サイトポリシー ■プロフィール
■お問い合わせ
Design by Megapx / Template by s-hoshino.com
Copyright(C) Nasamuk All Rights Reserved.