房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

釣り釣り徒然記 その12「聞いた話ですが… 困った人たち…」



釣り徒然 魚種交替という現象があるそうです。日本近海で獲れる魚にはマイワシ、マサバ、カタクチイワシなどがありますけど、これがある年には豊漁だったマイワシが、ある年には少ししか獲れなくなり,代わってカタクチイワシが増える、とかいった、主に獲れる魚種が替わる現象のことをいうようです。原因としては、漁業者側の問題(乱獲)だったり、海の中の問題(気候変動)だったり、そもそも海の中の捕食関係に固有のサイクルがあるとかで、要は、これが原因、って決定打が無いようです。

ヒラメ釣りをしている人はよくご存知の事と思います。ある年まで、「こんなのどんなヒラメが喰うんだよ」ってくらい、マルマルとしたマイワシが生簀で元気よく泳いでいるかと思えば、このマイワシが全然獲れなくて、孫バリを打つのも気が引けるようなカタクチイワシが餌になったり。

まあ、マイワシだから釣れたとか、カタクチイワシじゃ釣れないとかはありませんので、ヒラメ釣り自体には関係ありませんが。ただ、一時期、極端にマイワシが取れなくて、替わりのカタクチイワシも高騰して、活け餌一匹が100円以上になった事があったようです。そんな時はヒラメ船の釣り客もお互いに暗黙の了承で、できるだけ何度も餌に戦ってきてもらって、ヘロったイワシももう一度海の中へ突撃してもらっていましたが。私としては、むしろヘタッたイワシの方がヒラメも捕食しやすいという考えですから、「活きのいい餌」信奉は持ち合わせていません。アタリを取るのは「誘い」でカバーできますから。

人の自由と言えばそうですが、餌を湯水のようにまでとは言いませんが、頻繁に新しい餌に取り換えている人はいますね。釣果にそれほど影響はないってば…。船長がそれを勧めるなら、それはそれですけど…。ヒラメ船では活き餌を「一人何匹まで」と決めている訳ではありません。船宿は経験則からある程度余分に活き餌を仕入れます。残ったのは船の生簀で活かしておいて次の日の釣りに使います。とはいえ限られた餌ですし、そこはマナー的な世界です。一人で何匹も使うのは控えましょう。大体、餌用のバケツの中に2~3匹入れておけばとりあえずは十分です。中には5~6匹以上入れている人がいますけど。

生簀まで取りに行くのが面倒くさいというのは分かりますが、イワシは生簀の中で泳がせておいた方が元気です。酸欠やストレス(?)には極端に弱い魚ですから。「活きのいい餌」信奉者ほど、バケツで餌を弱らせています。

餌を付ける時、よくイワシの身が赤くなっているのを見る事があると思いますが、あれは低温やけどです。イワシは人程度の温度でも火傷するようです。イワシを掴む時は手を桶に入れて、せめて海水と同じ温度位に手の平の温度を下げてやりましょう。弱り方が違います。

で、イワシに限らず、船宿が用意してくれる餌はタダではありません。当然、船代の中に入っています。餌が無ければ釣りが成立しませんから。そのイワシを生簀から掬いあげて、持って帰る人がいるそうです。お土産に、とか言って。私がいつもヒラメ釣りで乗っている船で顔見知りの釣り人に聞いた話です。私はそういう現場を見た事はありませんが、気が付いていなかっただけかも。船長、最初は黙っていたそうですが、何度目かに「勘弁してください」と釣り客に言ったそうです。その時の釣り客の返事…。「だってこれ、船代に入っているから、お土産にしていいんじゃないの」。それを聞いた時、アングリです…。

言葉が無いとはこの事…。常識で考えましょうよ、ってのも通じないのかな。船代に入っているのは確かですけど、釣り人みんなで「共有」するのを前提として按分されている料金です。みんなの共同負担です。
勝浦辺りでは自分で餌のイワシを釣って、それで根魚やヒラメを狙わせる船宿がありますが、その方が合理的なのかも、と思ってしまいます。それでも釣り人みんなで共有しますけどね。活き餌の心配をしないでヒラメ釣りを楽しめるのは、船宿のお陰なのに。釣り人はそれに常識で答えましょうよ。釣りが終われば、餌は船宿に返しましょう。もう使わない訳ですから。

あなたが持って帰ろうとしたイワシは、次の日の人が楽しむためのものです。

金を払った客は万能なのですかね…。お金を払って楽しませてもらっている、と考えましょうよ。

「社会的ステイタスの高い人ほど社会性が低い傾向がある」といったアメリカの調査レポートを読んだ記憶があります。本件とは関係ないでしょうが。

ちょっと、腹の冷える思いがするような話を聞いてしまいました。

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