房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

釣り釣り徒然記 その40「エッ…! 竿頭の方は、80歳…」



釣り徒然 これには少々驚きました。船長から聞いた話で、ちょっと記憶が曖昧なのですけど、ヒラメだったと思いますが、ある日の竿頭が80歳の方だったとか…。正確には80歳を少し超えられている方だったようですけど。

この編のいくつか前に、「あと何回、船に乗れるのかな」などという事を書きましたが、ある程度の歳になるとそんな事を考え始めるものです。実際、船の乗船名簿を書く時、他の方のお歳を目にしますが、私がこれまでに見た一番のお歳の方は確か68歳くらい(だったかな…)。東京湾の小物釣りの場合は70歳代の方もいらっしゃいますが、外房の波が荒いので有名な大原で、70歳の方は見かけた記憶がありません。立っているのもキツイほどの波の日が多いですから。その大原の釣り船で80歳代の方が…、しかも竿頭…。

殊更驚くのも変な話なのかもしれません。人の肉体には個体差がありますから、いくつになっても丈夫な人は丈夫なのでしょう。「あと何回、船に乗れるのか」なんて考えていた自分が恥ずかしい。体力が続く限り、釣りを楽しめばいいのです。とはいえ、やはりその事を聞いた時には驚きました。だって、船長も驚いていましたから。その方、艫に釣り座を構えて悠然と釣りを楽しまれていたとか。

もしかしたら、どこかの漁港で職漁船に乗っていて引退して、今は遊びで釣りを楽しまれている方では…。大原の方なら船長が知らない訳ありません。てな事を勝手に思ったりします。漁師の方の身体は半端じゃありませんから。大きい小さいという事ではなく、海で鍛えられているのです。女将さんもそうです。ある船宿の大女将さん(70歳くらいかな)は初めの頃、いつも肩パッド入れてるのかなと思っていましたが、夏の暑い日に半袖を肩までまくり上げたのを見た時、そこには肩パッドなど無く、実に逞しい肩が現れました。今は力仕事を船長の嫁さんの女将さんに任せていますけど、その女将さんにしても豆タンクです(失礼)。私の重いクーラー(氷で…)をヒョイと受け取ってくれます。

そんな事を考えていると、ある本で読んだ話を思い出しました。現役を引退した漁師の方が若い釣り師と小舟でマゴチ釣りに行ったそうですけど、その元漁師さん、70歳はとうに超えられている方で、裏の竹やぶで適当な竹を切ってきて、それにナイロンの道糸を付け、あらかじめ用意していたハゼを餌に、浅場でホイホイと楽しそうにマゴチをツ抜けで釣り上げたとか。その時呟かれた言葉が「いつまでできるかな、この釣り」。

この言葉は私が思った「あと何回…」とは違うと思います。この「いつまで」は、年齢などの目盛ではなく、自分の一生の事だと強く感じます。

「あと何回…」などとショボくれた事を考えた自分がちょっと、情けない。

釣りは楽しい。だから、一生、楽しむのです。終わる時は終わる、それだけです(よね…)。

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