房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

釣り釣り徒然記 その42「名人と呼ばれる人たち」



釣り徒然 釣りをやっていると、ある船宿や地域で「名人」と呼ばれる人に出会います。例えば、カワハギ。今は専らボートから狙っていますが、以前はやはり船釣りで楽しんでいました。で、某湾奥の船宿で「名人」と呼ばれる人がいましたが、もう理解を超えて化け物クラス(失礼)です。例えば、船中けっこう渋々でツ抜けもいない時に、40匹とか50匹(最高は80匹近かったかな…)とか釣り上げます。「何でだ…?」と不思議(というより多少のヤッカミ…)に思い、その方が乗船する平日(水曜日だったか、木曜日だったか)に休みを取って何度かその釣り方を真似しようとしたことがあります。今はテキトー釣り師ですが、船釣りを始めてまだ間もない頃なので、研究熱心でした(自分で言うな)。

その方は別に釣り座を選んでいるようでも無く、空いた所に入って釣りをされていました。ポイントに着いて、他の釣り人が苦戦している中、ホイホイとでも言いたくなる位、カワハギを吸いつけるように釣り上げていくのです。私はトイレに行くふりをして(アサガオが前にある)その釣り方や道具に何か特別なものがあるのではないかと観察しました。例えば、「猫にマタタビ」のようにカワハギを寄せる秘薬のようなものが無いかと…(あるかよ、そんなもん)。

結論から言います。仕掛けは市販のもの、竿もリールも特に変わったものでは無く、餌も他の釣り師と同じで、船宿が用意してくれるもの。特に何も変わったものは無いのです。それなのに、ホイホイとヤッカミさえ覚えるほどに釣り上げて…。一つだけ気が付いたのは、今でいう「宙釣り」のように、静かに聞き上げて、そしてユックリと降ろして行く、ということです。タタキとかタルマセとか、忙しい釣り方ではありません。もうひとつ、竿を斜めに操作するのではなく、両手で持って海面と水平に上げ下げしている事です。

「それで、何で釣れるんだよ…」と自分の腕を棚に上げて、呆れてしまう程です。船宿の親父に聞いてみた事があります。「なんで○○さんは、いつもあんなに釣れるんだろ?」。親父答えて曰く。「分っかんねーんだよな」と首を傾げます。「餌も仕掛けもみんなと同じだよ」。その言葉が、グサリと胸に突き刺さります。

服部名人のような方は別次元ですけど、名人と呼ばれる人は一定の釣りものを集中してやります。名人の腕は、ある釣りもので発揮されるようです。私のように、あれこれ釣りものがバラけていません。アジ命の名人、キス命の名人、マダイ命の名人、ヒラメ命の名人、オニカサゴ命の名人、フグ命の名人等々。ひとつの事をジックリと長くやって行く。名人と呼ばれる人にはそういう資質があるのです。その中で、独特の感覚を養っていくのでしょう。それは集中力か…。私のように毎回釣りものが変わって釣り方を思い出しながらやっているようなテキトー釣り師とは違います。

で、最近になって気が付いたのですが、名人と呼ばれる人たちの共通点があります。ひとつは、既に述べたように、ひとつの釣りものに専念している事。もう一つは「一人釣行」の方が多い事。更に、皆、「無口」な方が多いのです。釣りの最中、私のように三味線を弾く事はありません。

その姿は、修行僧のようです。ハイ、「釣りもの無節操」タイプの私には縁のない世界です。何事にも「道を究める」というものはあるのですなぁ…。と、納得するしかありません…。

ちなみに、漫画の世界の「魚神さん」や「三平さん」には会ったことありません。オールラウンダーは、見たことないですね。

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