房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

釣り釣り徒然記 その44「釣れない釣りで釣りを楽しむ…?」



釣り徒然 釣りは何であれ「釣れれば」当然楽しいものです。「ゴルフの楽しさはスコアにあらず、釣りの楽しさは釣果にあらず」がモットーの私ですが(ホンマか…)、まあ、ゴルフはさて置いて、釣りに関しては某CATVの番組コマーシャルのように「釣りは楽しい、釣れればもっと楽しい」といきたいものです。つまり、釣りの楽しさが釣果に左右されるなんてつまらないじゃないですか。毎回「爆釣」なんて、プロのアングラーでも無理です。ですから「釣りの楽しさは釣果にあらず」です。

が、本音はやはり「大漁祈願」です。そりゃ、あのお魚さんのアタリとやり取りを楽しむのが釣りですから。ハイ…。ボウズの日の帰り道はホントに遠く感じます。でも、それで釣りを止めようと思った事は無いですし、何連敗喰らっても、いや、喰らえば喰らう程、不思議な事にまた行きたくなるのが釣りの魅力です。

と、それは置いといて、世の中には、あえて「釣れない事」を楽しんでいるとしか思えない方々がいらっしゃるのです。

これは、釣り仲間から聞いた話ですが、東京湾の湾奥から出るキス釣り船は人気の釣りもので、色々な船宿から出船しています。私は行った事が無いのですけど、スズキ釣りで有名な某船宿で、面白いというか、???なキス釣りをされる方がいらっしゃるそうです。

何とその方、かなりの頻度でその船宿に通われて、常連中の常連らしいのですが、いつも一人でキス釣りばかりやられているとか。で、毎回、釣れないのです。けっこうご年配の方らしいのですが、船長が思い余ってそのお客さんに「あの、やっぱりそれじゃ釣れないと思うんだけど…」とアドバイスというか気を使って声をかけたら、即座にピシャリと言い返されたそうです。「いいんだよ、俺は。これで釣るんだから」とか。

ちなみに、私は自分の釣り方とか道具に人から何か言われるのは大嫌いです。まあ、筋の通ったアドバイスなら別ですけど、自分の試行錯誤、考える楽しみにはご意見無用、です。ですから、人がどのような釣り方をしようと、我関せずが主義です。しかし、その方の釣り方は、私でも言いたくなるかもしれない釣り方なのです。
キスは通常、というより、まず「片テンビン」を使って釣るのですが、その方の仕掛けは、カサゴでも狙うような胴付の仕掛けなのです。それじゃあ、釣れないよ…、とやはり思います。キスの捕食行動を無視した釣り方になりますから。

しかし、胴付仕掛けで「絶対に釣れない」とは言えません。「あまり釣れないだろう」という事です。胴付でも仕掛けを底に這わせて、カワハギの「弛ませ釣り」や「這わせ釣り」のようにすれば釣れる可能性は十分にあります。しかし、効率は悪い筈です。ですからその年配の釣り人の方はいつも貧果だそうです。キス釣りは船長が上手くポイントに入ってくれれば「束釣り(百匹以上)」も可能な釣りものなのに、です。

その話を聞いて、「何でだろうね…」と思いつつ、ある事を思い出しました。これは、どこかの船宿で聞いたのか本で読んだのか忘れましたが、船宿に「今釣れていない釣りもの」を聞いて、その釣り船に乗る方がいらっしゃるとか。ご年配の方にそういう方が少なからずいらっしゃるそうです。

何でも、何年も釣りをやってきて色々釣ったけど、「もうそんなに釣れなくてもいいから、釣れない釣りで楽しみたい」とか…。一匹の価値を楽しまれるのでしょうか。「本当に釣りが好きな人」って感じがします。

「釣れない釣りで釣りを楽しむ…」。釣果は二の次と言いつつ「爆釣祈願」の煩悩から離れられない私が、その境地に達するのはいつでしょうか。やっぱ、無理だよなぁ…。

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