房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

釣り釣り徒然記 その47「幻のアカムツが、6匹…」



釣り徒然 アカムツは幻の魚です。深海のルビーとも称され、その魚体の美しさもさることながら、「白身のトロ」と云われる身は…、って、食べたことないので分かりません。シロムツとクロムツは釣ったことありますから、食べました。クロムツはどうやって喰っても美味いし、シロムツはマダイの外道で来ますが、まあこれは塩焼きで美味しくいただけます。全て「ムツ」の名前が付きますが、みなスズキ目ですけど「科、属」が違います。クロムツはムツ科ムツ属ですから堂々たる本家「ムツ」で、どうも2種類いるようですが、見た目は殆ど変わらず、黒い方をクロムツと呼んでいるそうです。育つ大きさが違うらしいのですが、市場でもそれほど厳密に区別はされていないようですね。シロムツはムツの名前を持ちますがホタルジャコ科オオメハタ属。ホタルジャコというのは十数センチの小魚で、そのまま食べるよりも、「愛媛の名産品じゃこ天」のように加工されて食べられるようです。もちろんそのままでも食べられますが、まあ、釣りものの対象にはならないですね。小っちゃいから…。

で、アカムツですが、ホタルジャコ科アカムツ属。なんと、ホタルジャコの仲間なのです。シロムツは親戚。ホタルジャコも大きさは別にして、アカムツの幼魚ってな感じに見えなくもないですが。

アカムツの別名はノドグロです。新海に棲む魚は捕食の擬態なのか、口の中が真っ黒な魚は多いですけど、このクロムツも口の中は真っ黒。オニカサゴ釣りの定番外道ユメカサゴも口の中は真っ黒で、これもノドグロと呼びますが、大きくなっても30cm弱位。アカムツは40cmを超えるものもいます。

このアカムツ、いつかは釣ってやりたいと思っているのですが、なかなか深場釣りですから釣行の機会も無く、もっぱらマダイやヒラメ、カワハギと遊んでいます。とはいえ狙ってはいる魚ですから、買ってまでは食べません。これは私のポリシーなのですが、自分が釣る魚をスーパーや居酒屋でお金を払ってまでは食べません。酒の肴で買ってくるのは専らマグロやカツオですね。これは釣ろうと思わないから。あとはイワシ。これは餌。

ノドグロと、話が長くなりましたが、その幻のアカムツを6匹、食したのです。って言うと、奇跡の釣果を遂にあげたか、と思われるでしょうが…、右の画像を見てください…。スーパーで買い物をしている時に売り場に「のどぐろ」と書かれたパックが目に入りました。が、小魚が6匹のパックです。「ユメカサゴの小っちゃい奴か」と思って見ると、何と!「アカムツ」とパックのラベルに書かれているではないですか! まさかぁ、しかし、魚体の特徴はユメカサゴではなく、アカムツの子供のような。いや、しかし、こんな子供を商品にするなんてムゴいことを、と思い「ホタルジャコか?」とも思いましたが、こんな所でホタルジャコが売り出されている筈もないし、ホタルジャコをノドグロと呼ぶのは聞いたことがありません。と、何だかんだと迷いながら、それほどお高くないので買ってしまいました。

家に帰って早速魚の口を開けてみると、エラ蓋の裏まで黒い…! 「アカムツの子供か!」なんて調べてみると、山陰辺りでは100g程度のアカムツを干物にして売っています。こいつは6匹合わせて100gちょっとの小魚ですが、やはりアカムツの幼魚のようです。網にかかって海に戻せないのを売っているのか…。丸干しです。山陰地方から流れてきた商品です。

ハイ、軽く焼いて頂きました。けっこう脂がのっていて美味しかった…。これがお父さんかお母さんなら、って、そうだったら手を出せないお値段になっていますけど。幻のアカムツを、6匹も…。でも、子供。なんか、しばらく妙な後ろめたさが付きまとう変な気分でした。釣り師としては…。

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