房総釣り師の釣行記 船釣り タイトル

釣り釣り徒然記 その55「サンマ、サンマ… サンマ苦いか塩つぱいか 釣ったことないけど」



釣り徒然 自分で釣る魚は買いません。釣って食べます。で、船釣りで「サンマ釣り」という釣り物はありません。ですからこれは買うしかありません。デップリと肥えた新サンマが店頭に出回ると必ず買って食べます。口の先がちょいと黄色くて、おでこが盛り上がっているその姿を見ると涎が出てきます。昨年に比べ、今年の北海道での初の水揚げは好漁とのことで期待していたのですが…。

しかし、今年のサンマの実際の姿を見ると、悲しくなってくるというか、海がどうにかなったのかと思ってしまいます。小っちゃいのです。情けないほどに…。そのくせ、お値段だけはお高い。また、量も少なく、店頭で見かけても、とても食指が伸びません。ニュースでは、今年のサンマが異常に不漁であるとか…。何でも、今年の8月1日~9月27日までの生鮮サンマ水揚量は前年同期比55%減。半減です…。昨年の不漁要因の一つとされていた「暖水塊」が消滅したことから、今年は昨年を上回る予測が出ていたにもかかわらず、です。「魚影がソナーに映らないほど、魚が少ない」とか。魚体も130~110グラムの痩せ型主体で、従来の加工向けサイズが生鮮に回っているようです。

待っていればそのうち型の良い魚体のサンマが出回るかと思って待っていたのですが、どうにも寂しい状況です。仕方ないので、少しでも大き目のものを買って食したのですが、どうもパサッとして食感がイマイチ。噂では、この不漁の原因は外国漁船の乱獲にあるらしいとか…。他の国も、和食の美味さを知り、サンマを食べ始めたとか…。で、サンマが十分に餌を食べて太る前に取ってしまうので、それが今年のサンマ不漁につながっているとの観測があります。マグロに続き、サンマよお前もか…。それに、カツオも冴えないようです。外国漁船によるカニやイカの密漁も後を絶たないとか。

気のせいか、スーパーの鮮魚売り場が何となくパッとしないように感じます。このままいくと、日本のお魚食文化はどうなってしまうのでしょうか。子供のころ、やはりサンマが不漁で値段が高騰し、なんと庶民の魚であったはずのサンマが高級魚になってしまった記憶があります。子供にとって「さんま、さんま。さんま苦いか塩つぱいか」とは、その頃のことを詠った歌であると長く思い込んでいました。

実際は、佐藤春夫の「秋刀魚の歌」の一節で、その歌は「あはれ 秋風よ 情〔こころ〕あらば伝へてよ」という哀しく詠じる言葉から始まります。その内容は、サンマを夕餉に食す中で、男女の機微と家族に対する想いを詠いあげているのです。名作です。自分の長い間の勘違いと、その歌の格調高さとのギャップに思い切り戸惑った記憶があります。

それはさておき、サンマです。サンマだけではなく、この十数年の釣りを思い浮かべてみると、確かに魚が海から少なくなってきているように感じるのです。いくら遊漁船の釣り人が大漁三昧であろうとも、その程度で大海の魚影が薄くなるとは思えません。やはり、乱獲や温暖化等の影響が大きいと思わざるを得ないのです。私は瀬戸内海の某地方都市で育ちましたので、世代的にも肉食よりも魚食中心です。が、今やサバも某中国の乱獲により、その数が減っているとか…。寂しー。

このままじゃ、サンマだけじゃなくて「お魚、お魚… お魚苦いか塩つぱいか」なんて事になりかねません。誠にオヤジの嘆き節だけの話なのですが、何とかならんもんですかねえ。

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